亡き、うちの祖母は明治の人でしたので その当時の話なども幼少時から聴いていて割と私も知っている方だと思いますが 本当にこの時代は 奉公がごく普通。丁稚小僧という文言も日常で 子供は皆口減らし、という言葉で よく10歳そこそこくらいで奉公に出されたと聞きましたね。 どれだけ働いても お腹いっぱいのご飯があるわけでもなく 皆やせ細っていたとか 免疫力が無く 薬も十分には無い時代、 幼くして亡くなる子供も多かったとか言われたこの時代 まだ13歳のヒロインきょうちゃんの 明るくひたむきな表情は凄く素敵ですね。ただひたすら奉公に邁進するだけでなく 慧一郎さんという男性が奉公先にいるというのも ストーリーに彩を添えます。 読み応えのあるの作品ですね。