子ども向けとは思えないほどしっかりとしたストーリー設定で、繰り返し読んで何度も楽しめました。
脇役キャラクターにもそれぞれ個性と魅力があります。
デスゲーム系・脱出ゲーム系ストーリーにありがちな、オチが弱かったり敢えて謎を残したりラストをぼかしたりするようなことは無く、
ラスボス？の、キャラクター性や内面までしっかりと作り込まれていて、巻を進めるほど面白くなっていきます。
最後まで読んでガッカリすることは無いと思います。
わりと怖い所もあるので、怖がりだった小学生の時じゃなくて、今読めて良かったのかもしれない…。
ちょっと非現実的な所も、ファンタジーホラー的な感じでかえって面白いと感じました。
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