引きこもりの彼の心を開いたヒロイン。
容姿にこだわる元彼に傷ついても、静養中の鬱屈した人の心を癒したヒロイン。茶目っ気もある明るさで、人を和ませる美味しい手作りスイートを持って 彼の心に入りました。
HQにたまにいるオランダ人。私的には余り素敵には見えなかったけれど、お話としては楽しめましたし、心情もよく伝わって来ます。それに、オランダ人は背が高いということが、ヒロインを助けるエピソードに活かされてます。
高評価と知ってましたが、つい他の、よく読む漫画家さんの作品にフラフラ行ってしまったりで、なかなか来れなかったのですが、最近更に高評価を増やしたのを見て、やっばり興味を止められずに読んで理解。素朴な優しい良作、いう感じです。
そのままオランダが本拠地になるのだろうか、マル島のほうは別荘？、とは素朴な疑問。言葉も頑張ってる描写もありましたしね。
スキポール空港に、とか、天候とか、何でも使ってご都合主義展開で纏めますが、そこまでクサくはありません。絵の存在感、というか、絵の主張が少し弱いことだけが、私が試し読みから本編に来るまで時間がかかった理由です。
それがいしかわ先生の持ち味かも知れませんが、二人のラブを感じさせる描写にはメリハリつけて余韻出した方が、クライマックスに読み手の心の高揚を、より高めてもらえた気はします。
レビューを書く
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG