大好きな男性ライアムを散々拒んできておいて、いざ自分の母親と彼の結婚式。出席するけど心は彼ライアムに捕らわれたまま。それでもライアムが決めた結婚なのだからとあきらめるも、異議を申し立てたところで結婚をやめるような男性と一緒になりたいのか・・・というところが審議の要だと思う。物語ではそこをどんでん返しとしているわけだけれど、面白くない。ハッピーエンドがお約束のHQとはいえとことん行きつくところまで行って答えを出してほしかった。子供を御座なりにする夫婦。それにトラウマを持った子供。それが結局子供の意思だけに答えを強いているような物語は納得いかない。親が絡んでいることに納得いかない。父親は娘の想いの機微に疎くても仕方ないとしても、女優で母で女なら娘の心中にもっと配慮が欲しい。こんな荒療治的なのは腹が立つ。それでも、そういうストーリーなのだから、そういうこと。
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