三巻まで読みました。主人公は、人間だったのに、人間を食べて生きていくしかないグールになってしまった少年。人間に危害を与えるということで、取り締まりの対象になってしまったグール達。親しくなったグールが人間に殺され、何が正義か悩む元人間の主人公。主人公目線だから、何もしてないはずのグールを殺すなんて人間ヒドイと思ってしまいますが、人間にしてみればグールなんて人間を食べるんだからみんな一緒。…何だか、人間の「身勝手さ」を描いているようで、深いな、と思ってしまいます。人間も他の動物の命を食べて生きているわけで…。何が正義か、主人公と一緒に悩んでしまいました。続きは…悩みます。暗くて重い世界観に、ついていけるかどうか…。