場面展開が断片的でキャラクターたちの情緒が伝わりづらかったです。サクサク読めるのは良いのですが、ストーリーが箇条書きのようなシンプルさで感情移入が難しかったです。
キャラクターも見た目可愛らしいのですが、小学生のような幼い印象が強く
また、願いを叶える代償に大切なもの、体の一部など引き換えにしてもらう。という店主の提案に即了承するのも、、、個人的には受け入れ難いです
それだけ真剣で切羽詰った本気の気持ち。という表現なのでしょうが、歌手やモデルなど自身が商売道具という設定の中で、声を失ったら歌手は根本的に歌手は出来ないし、モデルも同様に『商品』が変われば根本的に継続は困難になる。という自身の夢が危ういだけでなく、仕事をしているとなれば、それに携わる直接間接的な全ての人に多大な迷惑をかけることとなる事案に対して簡単に承諾しすぎで
そういうところがストーリーを見てるというより、情報を見てるという感覚でした
衝動的な感情だけで動くのではなく、もう少し自覚と葛藤があったり、情緒を表現するシーンがあると良かったなぁと思いました
小学生向けの本だったのだと思うので、こういう仕様だったのかもしれませんが、悪役の末路がエグいのに対して、主人公だけ甘く対処されてる理由がただ『主人公』だから。という典型的なご都合主義にしか見えないのが、、、残念でした
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