紡木先生の作品、最高です。あの時代、確かに 私が 青春をした時代がそこに描かれてありました。表題作も その次の表題作に繋がる作品も ほんと 心にスンと入ってきました。なんたって、ドラムの躍動感の描写が ほんと 凄かったです。ドラムが奏でる音が聴こえてきそうでした。そして、そこに描かれてあった恋愛が ほんとに リアルで切なくって、暖かくって、良かったです。イマドキの好きを全面に強調した恋愛作品ではなくって、心と表情の描写が多くって、手をつなぐのも、キスもないけれど、それが 余計に 心に伝わってきました。他の短編も ヤンキーとの恋愛だとか、ほんと うん、わかるーとか思いながら、昔を思い出して読み返しました。
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