ニューヨークダンスカンパニーの日本公演オーディションに紛れ込んだ愛子は、そこでジャズダンスのースター神崎崇史に見いだされる。彼の実験ダンスチーム、エキサイティングに加わり、辞めていたダンスを本格的に再開することにする。その後ニューヨークに短期留学したメンバーは実力別でダンスレッスンに参加することに。慎と愛子は初級クラスに入れられ、ひたすらエクササイズで鍛えられ、愛子にはスカラーの資格が、慎にはスカラー受験資格が与えられる。帰国後ダンスフェスティバルに参加して再びニューヨークに。愛子がNYDCに正式に入団し精進を続けていく。ダンスにかける青春を描く槇村先生の傑作。欄外で描かれいる、槇村先生のダンス教室体験記も面白い。
『N.Y.バード』の前編。