ネタバレ・感想ありamato amaroのレビュー

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糖度低めな渋味と大人の色気
ネタバレ
2022年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 登場人物が前作と被っていたりするので一緒に読むとより楽しめるかと。。
多様な眼鏡紳士を堪能できるのも良きです。
お洒落なイタリア紳士が何て可愛く見えるのだろうか。。
視線の矛先を探してしまう。
いい年して子供みたいにいつまでも怒っているお坊ちゃんみたいなジーノが可愛い。。去年のプレゼントを今年も身につけてるなんて。。
恋愛ではないけど特別感のような関係も素敵だなぁって心地良い余韻です。
前作登場していた政治家のジーノの兄も良き良き。
教授は曲者でちょっぴり意地悪ですね。(笑)
草臥れたおじさんもとっても可愛いですわ。。
双子のお話の複雑さも絶妙。。
何やら新しい出逢いの予感も小洒落ています。
ジェラード屋さんに集う3人と店主の演出も憎い。。

大人の絵本のような、読み手に想像させる余韻の残し方が凄く好きです。
余韻の残し方が、心を離してくれません。
ネタバレ
2021年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ第2弾です。各話のタイトルが、舌を噛みそうなイタリア語。口に出して読まないけど、舌を噛みそうです。舌巻いて喋る感じ(笑)

前半は表題作を含む3話分のストーリー。経済学者のヴィットーリオの論文が極左グループの目にとまり、脅迫されてボディガードとしてアルマンドをつける事に…
淡々として展開しながらも、何故か色気を感じる雰囲気のストーリー。ヴィットーリオが醸し出すものなのか、アルマンドを誘うような空気感にドキドキ。静かな駆け引きが見え隠れしそうな、大人の恋が素敵です。もう少し見てみたい二人でした。合間に、メディア王がヴィットーリオの脅迫の件を知らなかった怒りが描かれていて、こちらは怒れるほどの友情で、また違う趣きがいいんです。うん。

後の短編がねぇ、これまたいいんです。背中がくすぐったいちょっとした恋だとか、これから何かが始まるかもしれない余韻を楽しむショートストーリーです。双子のお話が、複雑な心境なんですけど、はぁ!そういう事かと、やっぱり上手いわ、basso先生。パチパチパチパチパチ~。
前作にも登場したジェラート好きな3人組。へこみそうな出来事に、何も語らない三人。それぞれに大好きなジェラートをそっと差し出す店主の心意気。温かくなるショートもいいですねぇ。
何故か、どの作品もレビュー数が少ないのが寂しいです。独特なので、好き嫌いが分かれるんでしょね。シンプルな中に、ドラマがあるんですけどねぇ。今作品も、好きでした!
好みの作品です。
2021年7月12日
作者買いなのであまり参考にならないかもしれませんが、bassoさんの絵柄やストーリーが好きな方にはとても良い作品だと思います。
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ほろ苦い恋人or愛しい苦み
2021年4月3日
「クマとインテリ」シリーズ3作品目。2作目「アルとネーリとその周辺」の「むむむ」感にめげずに読んで良かったー!クセのある大人の男たちが愛おしくなるような、カッコよさと可愛いさと不器用さが際立ちます。とっても面白かったです。表題作の極左グループから脅迫を受けている経済学者と護衛のお話は、タイトルの通りほろ苦くて、でもその苦みがとても良いです。この2人は続きが読みたいなー。ジーノとヴィットーリオのお話も、2人を覗くカッラーロも可愛い。シリーズ通して登場したのって、カッラーロ(とその周辺)だなあと、作者さんの推しキャラなのかしらと推察。他の短編も面白くて、双子のお話は、何とも複雑な気持ちになったし、たった5ページのpartitaも作者さんらしいなと思えて、胸に残りました。そして!ジェラートにまつわるお話もシリーズ全部に登場してます。ほんと好き。なんでうちの近所にはジェラート屋さんがないんだと軽く憤りたくなるくらい好き。イタリア貯金始めようかな…。
スーツとめがね
2019年8月31日
ストーリでも絵でも見せてくれる作品です!眼鏡でインテリでスーツが詰め込まれているので、お好きな方は是非に
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オシャレ
2019年8月30日
bassoさんの独特な絵がなんともオシャレでカッコイイところが好きです。シリーズ全部読みましたがストーリーもしっかりしていて面白かったです。買ってよかったです。
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すごいいい!
2015年10月29日
完全にホモネタですが、登場人物がフツーにかっこよくてときめいた。
卓越したセンス
2015年10月25日
卓越したセンスの良さです。
ストーリーもオシャレで切なくて、素晴らしいです。
この人のデザインのTシャツと欲しい。
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前半グッド!後半は短編が6作品
2020年12月3日
これは好きかそうでないかが分かれそうな作品。
「クマとインテリ」のスピンオフらしきことは分かってましたが、
無料立ち読みの印象で、先にこちらを読むことに。
立ち読みの印象通り、大学教授とボディガードのお話は★5。
エスプリが効いているというのか、
映画のような展開と大人なやりとりがいいです。
ただ、教授とボディガードは123ページまでで、後半は短編集が6作品。
短編集も味はあるのですが、短編すぎて、
話にノる前に頭を切り替えなきゃいけないのがどうもマイナス。
総225ページ。
読む価値あり
2019年1月24日
眼鏡もスーツも好きじゃなかったんですがこの本を読んで考えが変わりました。
人物の間とかがすごく好きです。
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作家名: basso
ジャンル: BLマンガ
出版社: 茜新社
雑誌: EDGE COMIX / OPERA