大好きな彼氏がいるのに突如として生徒会長に強引に関係を持たされてしまうお話。
ドS、キチク男子にグッとくる方はわりと楽しんで読めるかもしれませんが…とくに愛を感じられる描写はなく、理不尽極まりない展開なので、苦手に思う方の方が多いかと思われます。
色々と気になる点は多いものの既刊の5巻までは明かされていないので、余計に意味不明な物語になっていてそれが低評価に繋がってると思います。
ちゃんと伏線回収して、面白い真相が明かされればもう少し評価の上がる作品な気がします。
今のところ分かっていることは、生徒会長は吸血鬼的な存在で、吸血される=媚薬的な効果があって主人公は抵抗できなくなると同時に気持ちよくなってしまう、といったところでしょうか。
彼氏がいるのに軽い女!といったレビューされてる方もいますが、この状況で抵抗は無理だと思います…ただただ可哀想な主人公ですね。
しかし、動画撮って脅してきたキャラの言いなりになった主人公には引きましたが…。彼氏にバレない為とはいえ自分から秘密を増やす方向に嵌ってってる。
この作家さんはエグい複数プレイの作品等を好んで描かれる傾向があるので、この先もっとハードな展開に進む可能系も高いと思います。
唯一気になるのは、生徒会長が実は2面性があるという設定。別人格は普通で、優しいのかもしれない…?この設定を活かした展開に進めば、物語に深みができて面白くなるかもしれないと少し期待しています。
そんな生徒会長が、なぜ彼女でなければならなかったのかは、是非明かしていただきたいです。