ネタバレ・感想あり中国の壺のレビュー

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傍らにあった壺
2024年1月15日
唐の時代に生きた趙飛龍は、壺の中の住人
安曇家に伝わる壺。引き継いだ志姫は高校三年生
再婚した母と一緒に来た家には、帰国して仕事に疲れた青年巧さん
趙飛龍の唐人?らしかぬお節介?気まぐれ。
しっかり者の志姫ちゃん
真面目で不真面目で切ないけど暖かい物語
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ちょっと切ない
ネタバレ
2022年10月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 安定の川原泉ワールドで笑えます、が、「中国の壺」はちょっと切ない。飛竜の過去とか志姫ちゃんや巧くんの頑張りとか。ハッピーエンドではあるけど最後の飛竜の笑顔もちょっと胸に刺さります。
独特の世界観
2022年5月14日
川原先生ワールド全開…個人的に知的漫画でもあり、ほのぼの要素あり、癒し要素あり、笑いあり、色褪せない漫画です。
面白いと思う人だけではなさそうなのが残念
ネタバレ
2021年9月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ ゆるふわ絵柄で独特の展開、不必要な描写を大胆に省いて、妙なところでちょっとした思索に耽る。その絶妙な空間に遊ぶ。熟語が沢山入って、目新しい言葉の世界で文字化された説明的表現と、登場人物達によって平易に表されたその観念の翻訳とが並ぶ。
直前に9月8日迄5巻無料版の一条ゆかり先生の「有閑倶楽部」(現状全19巻)を無料分だけ一心に読んでいたから、余計ギャップが。有閑倶楽部は掲載誌の読者層の為に、人名以外のところで平仮名だらけ。それでいて、銃撃戦にカーチェイスとゴツいストーリーがある傑作。
全く比較のしようもないほど、この「中国の壺」はおっとりしてる。それでいながら使用漢字も凄いが文字情報自体大量。漫画を、文字が嫌で絵ならOKという人が読みたい場合、川原ワールドの面白さに嵌まれないだろう。
表題作1989年作品のほか、「殿様は空のお城に住んでいる」1990年「Intolerance...-あるいは暮林助教授の逆説(パラドックス)」1985年「かぼちゃ計画」1989年がストーリー漫画、「追憶は春雨じゃ」1989年「川原のしあわせ」-年不明がエッセー風漫画。

135頁、先生は手書き文字にて「老」を用いているのに、吹出し内の活字が2ヶ所も「考」になっている。
出版社は確認して出して欲しい。

川原先生のところのレビューで見かけた訳ではないが、絵の古さや、内容の時代のズレを評価の下げ要素にされているのをよく見かける。
「今」の絵である必要はないと思っているし、「今」を描く必要もないと思う。それらがあって全然構わないが、世に送り出された(送り出される)多様な作品の中で、同じタイプのものばかり読めない。過去好評だった漫画を今読んで今の感覚だけで古いからダメ、などと決めつけて欲しくない。懐かしく読む人が、その頃の気分を思い出して浸って高評価を付すことのどこが悪いのか。
別作家の作品では、ストーリーへの不満自体が、その作品では表されていない内容(人が一人も死んでないのに、死んでいく話だと書かれていたりした)を述べていた。
完結作は、内容を不当に捏ねることのないレビューをしてあげて欲しい。でないと、作り手の作家魂を毀損しかねないように感じる。
私など描きたくても描けない、産み出したくても貧困な創造力で産み出せない、そんな絵心と物語創作力の実力があるから、大勢支持者がいるプロの先生の力は、低評価など私なら到底安易に出来ない。好みはあっても。
教授ワールド
2019年8月19日
久しぶりに読み返しました。何度、読んでも面白い。見守るといっても、ただみているだけには笑ってしまった。全ての登場人物に味があります。周りにいたら退屈はしなさそう😊
ほんわかする
2017年1月19日
作者が好きで、いつも読んだ後切なくなったり、ほんわかしたりします。
よい話だ
2016年12月15日
少ししんみり😔
よい話だった。
独特な世界観がまた良いのですよ
高評価ランキング3位!
2016年1月1日
だったので、久しぶりに再読しました。川原教授作品は全部大好きです。身近に川原教授ファンがいないのでたまに寂しくなりますが、シーモアのレビューでは高評価なんですね。自分のことのようにウレシイです。
大好きです。
2015年12月28日
この作家さんの作品は大好きで全部本を持ってます(*^^*)
結構不幸なのに、それを感じさせない、ほっこりさと優しさ。面白さとジンとくる感動も、ちょっと不思議さもある、どれもお勧めのお話です。
大好きです。
2015年11月23日
独特のゆるさのある世界観がたまりません。読みおえたあと、心がほっと落ち着くのはこの作者さんの漫画しか未だ出会ったことはないです。本当にたくさんの方によんでいただきたい作家さんです。せひご購入ください。
表題の
ネタバレ
2015年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 生きているおとうさんが、真相を知った時のくだりは、どんな時に読んでも涙が出てしまう。
川原ワールド
2015年8月31日
ファンタジー…?
いつもどおり、ちょっと切ない。でもコミカル。
どの作品にもいえますが、みんなたくましい。
傷を抱えつつ、自分も他人の痛みも受け止めてさらっと流します。
ほっこり
2015年8月29日
設定としてはかなりファンタジーですが、でもすんなりこの世界観に入れます。
この作者の登場人物はみんなどこか傷をもっていて、でもだからこそ人の痛みを受け止めてあげられる優しさで溢れていて大好きです。
偏見ぬきでその人の本当の姿を受け止めてあげられて、それを特別な事と思っていない温かさがいいです。
安定して面白い
2015年8月12日
恋愛色はないですが、おとぎ話のようなお話として安定して楽しめます。川原さん独特の飄々とした主人公が好感を持てます。
ほっこり
2014年4月29日
いわゆる少女漫画が苦手ですが、この方の作品は一冊の小説のようで、昔から大好きです。
SFなんですけど、庶民的な人間くささもあって、すごく素敵な絵もかけるんですが、そうでないところもあります。
表題作は
ネタバレ
2023年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 現代の再婚家庭の話と昔の中国の話とアラビアンナイトに出てくるような壺の精の話が絶妙にミックスされていて、不思議な面白さがあった。暮林助教授の話、今の時代にはLGBTQ的に誤解を招く表現があるような・・・
いいね
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もはや運命なのだ……と
ネタバレ
2019年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「中国の壺」→ 亡き父から受け継いだ先祖代々の古い壺。その中に住む趙飛竜……!数年後、母親が再婚。尊大な義父と覇気のない義兄の巧の四人家族になる志姫。
父からの重圧で夢遊病となり、夜中に女装姿で庭を徘徊する巧を目撃し、志姫は夜中のストレス発散に協力。しかし、睡眠不足がたたり寝坊した日、義父から心ない言葉をかけられ、それに怒った飛竜が志姫たちの本当の姿を見せ、義父は反省。当然!
後半、飛竜の壺が割れ、宝珠を無くした翁竜が巧の部屋に出現。神仙界へ戻れないため衰弱する翁竜、壺を失ったため消えゆく飛龍。
志姫が拾った宝珠を渡し無事解決。仙人にならずこれから先も一緒に暮らす選択をした飛竜。
「殿様は空のお城に住んでいる」→ 能ある鷹は爪を隠すタイプの景宗と、お転婆で行動力抜群の鈴姫夫婦の話。借金10万両事件を追求する内に、景宗の兄の死因やぽんぽこ山の秘密が見えてきます。大名の生活についても細かく描かれていて面白い。
「Intolerance…ーあるいは暮林助教授の逆説」 →ミステリの話でしたがイマイチ理解できず。「かぼちゃ計画」→ 囲碁に絡んだ恋の話。「追憶は春雨じゃ」と「川原のしあわせ」は作者のエッセイ。
不思議
2018年12月15日
文字がゴチャゴチャしている作品は嫌いなんですが、何故か読んでしまった^^;不思議と嫌じゃなかった。独特なファンタジーかなと。
魔法のランプに近い
2017年1月19日
魔法のランプのように壺に住んでいるが、願いを叶えるわけでなし、ただ見守るだけ。ずっと見守っていてほしいと思う。
不思議な
2016年1月2日
この作者さんのかく話しはいつも不思議な世界ですね。ほのぼのしてるようなせつないような。
家政婦が面白い😄
2014年1月13日
先祖代々伝わる壺の中に住む謎の人物・趙飛竜。現在の壺の持ち主・志姫を見守り(?)つつも好き勝手に過ごしている。

志姫の母の再婚相手の家族との関係も気になるところで、作者お得意の不思議ワールドが笑えます😊
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作家名: 川原泉
出版社: 白泉社
雑誌: 花とゆめ