このレビューはネタバレを含みます▼
藤子不二雄A先生ならではのブラックユーモアが冴えわたる逸品
昭和から続く“フータくん”が現代社会に放り込まれたギャップがたまらなく面白い
どこか憎めないフータくんの言動が、時に笑いを、時に切なさを呼びます
SNSやスマホに戸惑う姿が妙にリアルで共感度MAX
それでもブレない“無責任キャラ”っぷりに拍手!
現代社会の風刺も巧妙で、大人が読むべき漫画だと思う
藤子A作品らしいシュールさと、ほんのり哀愁が絶妙に同居してる
子どもの頃に読んだフータくんが、今の自分にも刺さるとは感慨深い〜
“変わらないこと”の強さと弱さを見せてくれる名作