ネタバレ・感想あり愛ぬすびとのレビュー

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違う方法があったのでは
ネタバレ
2015年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品は藤子不二雄A先生の傑作のひとつといわれてるそうです。たまたま見つけて無料で読んで購入しました。愛する妻の治療費のために女性を騙し、事実を知った妻は夫が悪事に手を染めたのは自分のせいだと自ら命を経つ。というお話。医療費はこの時代保険適用外だったのでしょうか。親類(実兄は治療費捻出のため横領で逃亡してるけど)から借りるとかもできなかったのか。とか連載当時の70年代が理解できてないので理解に苦しむ部分もあります。余談ですが優子の病名が母と全く同じでやはりこの当時は結構ポピュラーなものだったのかと思いました。治療費は現在の貨幣価値でいうと倍くらいでしょうか。あと女性は30過ぎると世間の目が冷たい。とか独女が生きにくい世の中だったようなので、連載当時に生まれた40代独女な私は今の時代でよかったです。互い愛し合ってるのに…。違う方法がなかったのかな。と虚しさが残る作品でした。
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