ネタバレ・感想ありハスク・エディン husk of Edenのレビュー

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深く残酷で難解、だが面白い
2020年8月18日
世界政府軍と反政府部族の争いを描いた、何が善で何が悪なのかわからなくなる作品。
いきすぎた君主制国家の末路、または民を搾取するだけの国家の縮図を見ているようでした。
政府軍に徴兵された子供たちは、事情を知らぬまま駒として扱われ簡単に死んでいく世界なので、好きになったキャラがパタパタ脱落していくのが悲しかったです…。
しかも、このどうしようもない世界で他人を思いやれる優しい人からというのが、また皮肉めいているなと感じました。
ラストも何とも言えない気持ちになりました。世界はリセットされ歴史は繰り返されるんですね…。
メルカが繋げた二人がもしかしたらこの先、和平の象徴となるかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。
せめてもう1話使って生き残った人達の希望を明確に描いてほしかったなと思ってしまいます(読者の精神的に)。
悲しいのにまた繰り返し読みたいと思ってしまう不思議な作品でした。
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1巻だけのつもりが…
2014年5月24日
1巻だけのつもりが3巻まで一気に読んでしまいました。
ファンタジー設定ですが、人間模様メインの戦争もの。若い少年少女があらゆる理由で戦う姿は心が痛みます。

絵はとても綺麗で、それでいて青年誌のような男性も読める漫画だと思います。
女性は戦う男と少しかなしいストーリーを楽しんだり、男性は可愛くて儚げな女の子と戦闘シーンで楽しんだりと、いろいろな楽しみ方のある作品。
少女漫画も少年漫画も読む私としてはまさにハイブリット漫画で嬉しいの一言です。

1話ごとに主人公が変わるのでまずは1巻だけでも読む価値あり!

*未完のため★4
うーん
ネタバレ
2024年9月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても暗くて残酷であまり救いもない物語という印象かな。10代の子どもたちがどんどん死んでいくのでメンタル弱っている時には読めないですね。
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作家名: 如月芳規
出版社: 一迅社