とっても明るくて周囲にも笑顔を振りまくヒロイン亜由ちゃんには 同級生のいとこ、大介くんやその兄夫婦、親しくしてくれる友達などといつも楽しそう。でも彼女にはとても淋しい過去があった…。 イケメンでちょっと謎な工藤君が転校してきて ひょんなことから中は深まっていくわけです。 やっぱり思春期の子供が家庭環境で孤独を感じてしまうと 長々引きづることも多い中 これだけ明るくて 周囲にも感謝の心を忘れない亜由ちゃんは 読んでいて気持ちがいいです。坂道の上にあるお家とかお店って 眺望の良さはあるけれど 日常で考えるとちょっと大変なのかな~とは思っていましたが この作品を見ると 結構いいかも…と感じちゃいました。