作者さんの「涙雨とセレナーデ」が大好きで、追っかけてこちらを読みました。
最初は関根さんのこと変わった人だなー、変な人だなーて感じでそれはそれで物語としてはありなんですけど、どうしてもイケメンにみえなくて???て感じで、なんでこんなにモテるの?みたいな。1巻読み終わった時点で高いし続き購入するか迷ったんですけど、クーポンあったし、レビューもいいし、頑張ってみようと読み進めていくうちにだんだん面白くなってきて、関根さんがなぜモテるのかも納得。そして今まで受け身だらけの関根さんが皿ちゃんに恋をして頑張っていく姿が本当に良かったです。
この作者さんは、言葉ではっきり言わせるとかではなく、背景やシュチュエーションで見せてくるので、こちらの創造力もふくらんで読んでいけるのでいいですね!
ところどころで「涙雨」に繋がる描写や表現があって、関根さんがあったからこそ「涙雨」ができたんだろうなーなんて思ったりしました。
全体的には5巻に集約されてる感じがして、もう少し関根さんと皿ちゃんの今後を見てみたかったです。