(最新7巻まで読みましたb)
6巻まで1冊約170ページ、描き下ろしの最新7巻は128ページ。
ほぼBLですがどちらかというと昔の少女漫画的。
背景のストーリーがしっかりあり恋愛の絡みはあっさりです。
絵がすごく綺麗で、キャラが皆美形。
作者さんが当時のビジュアル系ロックファンだそうで、なるほど、そんな感じの美麗さと色使いだなぁ~と思いました(笑)。
主人公が健気な一途系、見た目ほぼ女の子ですが可愛いです。
相手も一途ではあるんだけど複雑な状況。
読み進めるごとに背景の謎な部分に広がりを見せていくけど、引っ張りすぎてややまどろっこしく展開が遅い。
さらに後半、意外な方向の話になりちょっとびっくり。。
(作者さんの趣味?まさしくビジュアルロック好みな。。)
背景を広げすぎて、まとまりがあまり良くない印象も若干あります。
シーモアさんでは6巻で電子化が止まっているので、最新7巻も電子化されている他サイト(ブックライブ)で読みました。
クライマックス直前だそうなので、もう1冊くらいで完結するのかも。
(購入したのは数ヶ月前なので、最新刊お待ちの方はリクエストすればシーモアさんでも電子化されるんじゃないでしょうか??)
夜叉鬼想夢魔伝説(全3巻)も本作後に読みましたが、てっきり番外編かと思いきや違った!
本作のパラレルワールド?パロディ的?なお話で、びっくり。
登場人物は同じ、設定も関係も展開も似ているから同じ話かと思いきや若干食い違いがあり、エンドも途中で完結です。
本作より絵がやや古い気もするので、もしかするとそちらは元ネタ作品で、最初から描き直したものが本作なのでは??
とか思ってしまいました。
実際どうなのか、双方ともあとがきがないので作者さんサイドの理由は確かではありません。
(ブログにはあるのかも)
長期連載がストップされてたようですが、続刊も出ましたしエンドも近いようなので、どう話がまとまって決着がつくのか完結が楽しみです。