ネタバレ・感想ありソルフェージュのレビュー

(4.4) 5件
(5)
2件
(4)
3件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
人生の機転や岐路で方位磁石になる人
2023年11月8日
先生という職業で、教師として尊敬している人がいます。
その言葉が頭にあって、いつもどこかで踏みとどまってしまいそうな時の1歩を踏み出す力になっていたとおもいめす。
久我山先生は、音楽家としても、教師としても導き手としての存在として生きる人なんだなと思います。
色気ムンムンで生徒に手を出してるけど、接吻が、くちゅくチゅすんのがやらしいです。BL出身の先生は、体が美しいです。
吾妻のガタイだけ大人で精神こどもなの久我山と共にありたい意思も生きてる人のようで素晴らしいです。
いいね
0件
読みごたえがありました
ネタバレ
2022年9月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ソルフェージュとは読譜、聴譜の学習を中心とした音楽家の基礎教育のこと。
音楽学校を目指す田中吾妻を中2のときからボランティアで指導するのは小学校の音楽教師の久我山。家庭環境に難があり、音楽を諦めようとする田中を久我山は支えますが、田中が高校生のときに関係を持ってしまい...。田中は図体はデカイけれど中身は子供みたいなおっとりさんで久我山は少々投げやりなところはありつつも音楽の指導力は一流の教師です。よしながふみ先生の作品は地雷と言われるようなものが結構あるのですが、そういうのをひっくるめてとてもよかったです。距離を隔てているときの2人の生き方もそれはそれで自然に受けとれました。やはりすごいなと思いました。
この本には「ソルフェージュ」シリーズ5章が入っていまして、「ソルフェージュ」白泉社文庫版には読み切り4本がプラスされていますので、セールじゃないときは白泉社文庫版のほうがお得ですね。ページ数も327ページっていいなー。よしながふみ先生の作品を読むのは2作目ですが、今回も胸熱で読み終わりました。すごくよかったです。旋律が聴こえてくるようでした。
1998年3月 総180ページ 修正=見えない構図
よしながワールドを堪能。
2022年10月24日
教師と生徒、成人男性と未成年男子、もう 十分 ハードルが高い恋だと思いました。それが ちょっと 年季の入った作品なんで 余計に 昔の息苦しかった時代の二人の恋を思ったら、切なくなりました。教師は 傲慢で 倫理観なくって、未成年男子の精神年齢が 幼くて、とことん ピュアで 大丈夫かな、と思ったけれど、教師のほうは どこかで 自分なりにブレイキをかけてたんじゃないかな、とも思いました。そして、とにかく 作品が 醸し出す雰囲気が ほんとに 素敵で それに ちょっと 酔いながら 読みました。
いいね
0件
音楽を聴きたい。
2017年1月3日
よしながふみ先生のじっくりと聴かせるような恋愛もの。ひとすじなわではいかない恋。山あり谷ありで、それで超えていく。素敵なお話です。
切なくてきれいなお話
ネタバレ
2014年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 音楽の先生と、先生に恋する生徒のお話。音楽を通してひかれあう二人、別れ、そして再会…と気持ちが丁寧に描かれています。やわらかい絵もストーリーにあってる。エロさはかなり控えめ。ストーリー重視の人にオススメです。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!
作家名: よしながふみ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 芳文社