ネタバレ・感想あり五つの箱の物語のレビュー

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めちゃくちゃ好き
2022年8月17日
ショートストーリーが詰まってて嬉しい作品集です。
今市子先生の絵はあたたかくドラマチックでユーモアもあり、描かれる男性がダンディで好きです。
ストーリーも切なくて愛おしい情景がたまりません!
アングルも素敵で花や植物も美しい。
最後の後書きも可愛くて好きです。
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短編映画
2017年3月11日
まるでオムニバス形式の短編映画を観た後のような余韻に浸れる1冊でした。
何気ない日常が、ある一瞬から煌めいたり妖しく見えたり、隣に居た誰かが、知っているのに全く知らない人に見えたり…自分にも覚えのある感覚を見事に描き出されていて、今先生って本当に感性鋭い!どのお話も短編ならではのどんでん返しや萌えがぎっしり詰まっていて、更にお得感も味わえます!
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繊細で儚げな世界
ネタバレ
2009年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 百鬼夜行抄を読んで気に入ったのでこちらも購入しました。

へんなやつら・僕らの季節を除いて、すべてのストーリーが、繊細で儚げな世界観で成り立っています。
不思議なおとぎ話のような物語の中にも、あくの強い魅力的なキャラクターが登場し、話に引き込まれます。

個人的にBLは苦手ですが、この作品はBLのカテゴリに入るのか・・・?というくらいで苦手な方にもオススメです。
いやらしい描写もないし、絵の美しさに魅せられる一方です。

パック買いして損はない作品です。
百鬼夜行抄が好きな方は、ほぼ確実に気に入るのでは?

ただし、百鬼夜行抄ほど強烈な魅力を放つキャラクターは多くないです。
どれも美しい...
2009年2月2日
今市子さんの作品はどれも繊細。
わたしに文才が無いのでこの気持ちをうまく言葉に表せないのが悔しいです...
しかし、読んでいたただけばわかる切なさ、儚さ、麗しさ、が必ず感じられると思います。
レビュー云々、是非、読んでみてください✨
日常の中の幻想
2008年6月1日
すべて読み終えて、一言で言うなら「儚い」と思いました。
1話から18話まで、いくつかの短編集。
これらの作品が一般的に言うBLかといえば、BLではない作品に属すると思います。
人の気持ちの揺れの繊細さ、脆さを、日常なのにどこか幻想的な空気感をただよわせながら描いており、どの作品も大変素晴らしい物語でした。
しみじみと味わえる秀作
2024年1月21日
今市子さんのファンです。古い作品と言うから、もっと拙いのかと思ったら、とんでもない。BLは好きでない私も、雰囲気をゆっくり味わって楽しみました。
これを売り込みに行った担当者さんは、見る目があったんですね。感謝です。
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詰め合わせ
2016年12月17日
文学を思わせる作品や、コミカルな作品まで、バラエティーにとんでいます。シリアスもギャグも時代物も現代物も上手い。かなり古い作品のようですが絵はきれいです。どの話も楽しめました。
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ボリュームたっぷり
2016年4月19日
不思議な感覚に陥る話や切ない話、やりきれない話など色んな気分になれます。1度では感じれなかった事も繰り返し読むと分かったり(私のようにうとくても)ストンと落ちるかのような感覚が好きです。もう少し先が見たかった話もあるので4個で。
箱をテーマにした5つの短編
2014年3月6日
前半は箱をテーマにした5つの短編です。
派手なキャラクターやストーリーはありませんが、静かにグッと来るというか、最後にハッとするというか、そんなお話ばかりです。
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作家名: 今市子
ジャンル: BLマンガ
出版社: 朝日新聞出版