ネタバレ・感想ありシークと愛のダイヤ 青き星影の誓いのレビュー

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【販売終了のお知らせ】

本作品は諸般の事情により販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

大好き
ネタバレ
2018年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 尾方先生の絵柄と構成が大好きなのですが、今回は王女様と執事という身分差物でこれは絶対好きなやつだ…と思って購入。大正解でした!
お転婆だけど王女としての自覚もプライドもあるヒロインと、そんな彼女に感情が揺さぶられるヒーロー。
ヒーローめちゃくちゃカッコイイのにデレ始めると可愛くて萌えました…。あとまさかヒロイン欲しさに本気で国潰す気だとは(笑)
先生の不良公爵の話が好きな方はオススメしたいです。
先生の描くおっきな涙とかデフォルメ顔が可愛くて大好きですー!
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三部作の二作目です
ネタバレ
2017年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3人の作家さんによる三部作の二作目。それぞれ時代が違うので、この作品のみ読んでも大丈夫です。執事と王女さまなんて、どう結ばれるんだろう?と思ったけど、お兄様がいい働きをしてくれました。お兄様の話も読みたかったぐらい。ツンツンヒーローだったけど、後半の王女さまへの
想いはステキでした。
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身分差いい!
2017年2月26日
作家買い。ヒロインはじゃじゃ馬っぽいけどちゃんと王女としての自覚があって可愛い。ヒーローは終始自分の感情を抑える人だけど彼女の魅力に負けちゃったんですね。ずっと仏頂面のヒーローが最後にちょっと微笑むところなんかたまりません。シリーズもののようですが、それぞれ完結しているので一冊だけ読んでも問題ないです。
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好きになれば他は何も要らない、のパターン
2018年5月30日
国の運営が掛かる中で、止めることの出来ない感情が芽生えてしまい、成就はおろか、扱いかねる不穏材料として自分の感情に素直に動くことが許されていない王女。
執事である彼も、ストレートにぶつかるヒロインの手前、もはや隠せなくなる感情。
いいのだけれど、あっさり、という感覚だった。
それにしても茶坊主か怪僧のようなシンクレア、それでいてハンサムとは、凄い人物設定だ。

阿片とくれば、英国による香港陥落の流れを普通に思い起こさせるが、本作は阿片と英国の植民地政策の謀略とは切り離していて、その時代背景からして、近代化の遅れた国と英国との関連を描いておきながら無理感があり、原作製作時点の政治的方向修正の可能性の疑念を却って消せない。
その阿片と英国との関連遮断はさておき、支配階級あるあるの使用人へのパワハラセクハラが、階級への嫌悪を超過して、爵位を得ることが目的とする行動へと駆り立てた経緯として表されるのであるなら、彼へ読者としてもう少しその動機への同情を高めるもうひと押し迫が欲しかったように思う。
また、彼の行動が最後は彼の私情を引き金とするとのであるために、クライマックスで王女に語る時にそっちメインだが、やってる事はされた側からすれば国家転覆の大罪、軽んじられた気がするのはロマンスとしては成り立っても、私の正義感は収まりが悪かった。
そこで、ある種バチが当たる、となるわげだが、そこも最終頁のご都合主義の匂いで暗さを抑え、結局、次々英国の侵略を許すことになったしまった中東の運命のリアルより、恋の成就でめでたしめでたしで締めくくる恋愛ドラマなんだもの、という感じ。もっとも、続々港湾等を乗っ取ることは今も平然と行われており、前近代の手法でもなんでもない。このストーリーが、現代でもされている諸国の人が読んだら、または、している側(その方が確率は高くなるが)の国の人々が読んでどう思うのか、とは思う。

尾形先生の描かれる執事、暑い国で19世紀であの服は大変と思うが、おかしくない所に説得力あり。
でも私は、市井に馬で出るシーンが一番好き。

79頁橋本先生がひどコマ参加、シリーズを共同執筆というので、担当部分のキャラ登場シーンと思われる。一貫性に笑った。
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作家名: 尾方琳
ジャンル: 女性マンガ 恋愛
出版社: 宙出版