銀川先生作品を読みました。
絵は相変わらずでしたが(エラそうですいません)、切ないストーリーで、でもHAPPY ENDで、結果読後感よかったです。
主人公は高校生。亡くなった姉の婚約者とのお話。
あとがきにあった、某Sくんがいい当て馬で登場していたら、また一層切なさあふれてよかったかもしれないけど、「亡くなったお姉さん」という最強の存在があるから、この方がシンプルでよかったのかな。
最初はただ大好きなお姉さんの恋人、ってだけで、この2人との空気感が好きで、それが、お姉さんが亡くなって、彼女の代わりに世話を焼いているうちに、いつの間にか好きになってた。でも自分はあくまでもお姉さんの代わり…という、旭の切なさがとても伝わってきました。お友達もいいヤツ!
もうちょっとね〜、絵が安定するといいと思うんですけど、これがこの作者さんの味ともいえるので、☆4つです。エロは最後にちょっと。それでよかった。