少女マンガにしてはかなり単純な絵で、正直さほど期待せずに無料分を読んでみたら、とても気に入りました。何冊か買ってみようと思います。
主人公は神さまが見える女子高生。場所も田舎のようだけど、相当に素朴、素直、子どもっぽい。ここに出てくる神さまは、特別な力は持っていない。恐ろしい祟りとかご利益とか無縁。だから、見えたらから話せたからといって、とくにお得感もなく、特別な存在になれるわけでもない。でも、小さな気づきを重ねて、ほんの少しずつ成長したり、よりよく生きようとする姿は、読んでいて優しい気持ちになれます。