ネタバレ・感想ありイグアナの娘のレビュー

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深い
ネタバレ
2025年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ イグアナ云々をコンプレックスの比喩と捉えると、
ありそうな話で怖いと思いました。
親子関係とは難しく必ずしも円満とはいかないので、
合わないなと思ったら家族に囚われず離れるの自分を守るためにも、幸せになるためにも大事なことだと思いました。表題作以外の作品も傑作揃いでお得な漫画集だなと思いました。これからも繰り返し読みたいです。
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イグアナの娘に見える
2023年12月5日
母親の自己認識の歪みと言う精神的状態。
心理学では、投影と、言います。
自尊心の欠如と劣等感が娘の姿がイグアナに見えると言う現象を引き起こす。
自尊心の欠如は、精神的ぎやく待により引き起こされる
母親に愛されない娘。毒親という言葉やマルトリートメント(不適切な育児)が無い時代に描かれた。
身近に存在する心模様を作品として世に送り出した。
萩尾望都先生自信も、母親から愛されないことを悩み心理学を学んだそうです。
萩尾望都先生の作品で救われる人がいるのではないかとおもいます。
ティーンネイジャーにこそ読んで欲しいです。
また、親の立場で読むのもいいかもしれません。
何故にイグアナに …
ネタバレ
2023年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何故に 主人公(ヒロイン) の お母上様は 初めての御子が イグアナに 見えたのでしょうかァ …… 。
その解釈が今だにワタクシには分かりません 。
本作品はワタクシの心に釘打つ作品で御座いました 。
好きです。

シーモア島に質問したくとも ネタバレに引っ掛かると予想されるので 質問を控えております 。

あの お母上様は何故に 彼女が イグアナに見えたのかなァ……… 。
読解力の薄い己が本当に歯痒いデス… 。
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母と娘の近親憎悪が怖い
ネタバレ
2023年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ どうしても娘を愛せない母親がいて、娘はその理由を自問して自分がイグアナだからという悲しい答えに辿り着く。本当は可愛い女の子なのに、そう思うことで心のバランスを保っている。萩尾氏らしい悲しくも残酷なお話。
その母もイグアナだったと大人になった娘が理解するのも一段とやるせない。自分に似ているから愛せない母親の性、人という業の深い生き物が怖いですね。
子供の頃読んで
2022年1月5日
子供の頃読んでまた読みたくなり購入しました。
子供の時は子供目線で、今は母親目線で見れました。
どうしても子供を愛せない、愛してくれないすこし悲しくなるお話です
イグアナの娘の物語
ネタバレ
2021年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ テレビで萩尾先生の作品を紹介していた。
昔の放映作品で、意味も分からずスルーしていたドラマ。始めて読んだけど、可愛らしいイグアナの
姿、いじらしい姉の心情が伝わり涙を誘います
母になった日、幼かった昔の自分に重なりそう。
漫画なのに深い。更に興味のわく物語です。
豚まん
ドラマから
2019年10月17日
当時すごく衝撃的で、久しぶりにまたドラマを観たいな〜と思ったのですが漫画もあったとは!
絵も綺麗で見やすいし内容にもどんどん引き込まれていきました。
大人になってからこの作品を見ると昔と全く視点が変わりますね、とにかく面白かったです。
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すごかった
2019年5月26日
表題作がすごすぎました
おもしろすぎて何回でも読み返すことができます
母と娘の難しい関係をおとぎ話を絡めて描かれています
作品として昇華するってこういうことなんだなと初めて感じました
作家買いです
2017年12月23日
長編物好きですが今作ののような短編も大好きです。味わいがあって深くて。とても印象に残りますね。絵柄もキレイで読みやすいと思う。描かれるジャンルも広いのでぜひ多くの方に読んでもらいたい作家さんです。お勧め。
心の奥の思いを形にしてくれる作家
2017年7月5日
萩尾望都は中学生の頃から愛読書しています。イグアナの娘はドラマを途中まで
見ただけでしたが、今回初めて漫画を読んで萩尾望都らしさを満喫しました。
人の心の底にある思いを絵と言葉でこれほどまで見事に表現した世界が、私の青春時代に傍らにあったことは幸せでした。
タイトルしか知らなかったけど…
2017年5月18日
タイトルしか知らなかったけど読んだらこんな話だったとは…
泣いてしまいそうでした。
よんでよかった
😉
2017年1月4日
ドラマもよかったけど漫画も最高です。
とってもオモシロおかしかったです。
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イグアナのインパクト
2016年12月24日
ドラマが普通のワンクールだったので、漫画を読んだとき、こんなに短編だったのかと驚いた。ドラマの脚本の方が苦労したと言ってたのを読んだことがある。親子の拗れた感じが上手く書かれている。萩尾先生ご自身が拗らせていて、ゲゲゲの女房の朝ドラで、やっと漫画家のお仕事を理解してもらったというエピソードを披露されている。
昔ドラマ化されましたよね。
2015年11月22日
自分の娘がイグアナにしか見えない母親と、そんな母親に育てられ自分がイグアナに見えてしまう娘。切ない。これは娘をイグアナにしているけど、実際こんな風に娘を愛せない母親はゴロゴロいますよね。この母親はイグアナに見えるだけ、自分を正当化できて良かったですね。娘がきちんと幸せになれて良かった。
えぐい
2024年7月31日
イグアナの姿に見える娘をどうしても無碍に扱ってしまう母親。2人に公平に接しようとする姿もないのがひどい。
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昔、テレビでドラマを観た
2024年3月7日
懐かしい気持ちでドラマを検索したら、漫画をドラマ化したものと知って、この本を買った。あぁ、こんな物語だったなぁと懐かしい気持ちになった。10代の頃は、ドロドロした家庭環境にビックリしながらドラマを観てたけど、大人になったら今なら違った目線で読むことができて良かった。
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親から愛された人には理解できない漫画
2024年2月10日
今はヤングケアラーや毒親なんていう言葉がありますが昭和時代はそんな言葉もなく自己愛の強い親や精神的に病んだ両親がいるとお金持ちだろうが、貧困でも子供は嫌でも孤軍奮闘しなくてはならなかった。
子供がいるから母性が芽生えるわけではない。子供がいても母性のない親は大勢いる。
私の妹は姪を生んでから行方不明。仕方ないから残された私の両親(既に毒親)と姉の私が面倒をみなくてはならなくなる。そしてやっと姪が幼稚園に通い出したある日、母子手当てほしさに妹が幼稚園へ(今なら違法ですが)急に現れて自分が実母だといい、姪を誘拐。
家裁を通して行方不明になった妹を理由に姪の親権は私の両親が持っていた。
そのため誘拐だと警察へ届け出して幸い、半年かけて警察が探し出しC県で見つかった。

残念なことに私の両親自体が母性や父性に欠けており、姪の育児にかかる金銭をなぜか娘の私へお願いするので正社員をしつつ平日の夜や週末に副業をして月10万円前後、養育費として渡していた。
それでもかなりの負担だったのに両親が外食するときは私が2回のうちの1回は負担して姪の養育費とは別に母へ小遣いを更に毎月5万円渡していた。

今思えば変だが、父が社長業をしているのに大学時代から毎月3万円を母へ渡して社会人になってからは母へ毎月5万円渡していた。(それが「普通」の親孝行と言われた)
大学の学費は一切両親が払わないため、塾講師や実演販売などのバイトを掛け持ちして月に20万円前後稼いでいた。
なのに母の代わりに病気の祖父の介護も大学に通学しつつ任されていた。

おしゃれする時間や経済的な余裕も無いから地味にすごし、所属した体育会系の部の飲み会へ年2度行っただけです。

母は自分の趣味に没頭しているのに祖父の看護を私に押し付ける理由が理解できませんでした。その上、母から「私に顔が似なくてかわいそうね」と言われ、ずっと醜いと思いつつ過ごしていました。(母はNHKのプロデューサーや映画監督等から何度も実家へ訪問したくらい地元の県では有名な美人学生でした)
母の言動はこの漫画の母親とは違うかもしれませんが長女の私へ精神的な圧力を長年受けたという意味では似ているのかなと思います。

この漫画が理解できないかたは親の愛情を無償に与えられてきた幸せなかたでしょう。
親からの愛情は経済的な豊かさや貧しさとは無関係な宝物だと思います。
母と子
2021年2月8日
「イグアナの娘」→主人公のリカがイグアナに見える母は次女ばかり可愛がり、またリカ本人も自分がイグアナに見えている状況。
女だから母性があるわけではなく、家族だから愛せるものでもなく……。リカは最後に母を理解することで呪縛を解き放ち物語は終わりますが、母の方はどうだったのでしょうか?何だかやるせない気持ち。
「帰ってくる子」→次男のユウを失い心を痛める母と、そんな母を見る長男のヒデ。ユウは帰ってきていたのか、それとも幻?
「カタルシス」→悩む浪人生のゆうじVS過保護で過干渉の母親&都合の悪いことは母親任せの父親。子供の頃読んでいたらゆうじを全面支持していたかも。今だと親の言い分も考え7対3ぐらいでゆうじ支持。しかし母親は毒親の感じなので、分かり合えないだろうと思いました。
「午後の日差し」→夫と妻と母と子と。仕方ないですが価値観が古い。しかし今でもまだまだな部分もあり、色々考えてしまいます。
「学校へ行くクスリ」→ある日世界が違って見えた主人公。とある薬を飲んだら……。変わった話。
「友人K」→主人公の男はKのことが気になって気になって……愛?全体的に重たくしんどい短編集。母と子の軋轢や葛藤の話がまとめられた1冊。
懐かしい
2021年1月31日
ドラマ見てました。彼氏牛だったのか…。ドラマは昇くんなのね。母親には恵まれなかったけど他は恵まれた主人公でした。他にも親子間の問題やSFな話、色んな短編が入ってました。全体的に暗いです。
気になってました
2020年7月14日
昔ドラマになってましたね、タイトルだけ知っていたので読んでみました。
短編だったのは意外でしたけど絵もキレイで可愛いし感動しました。
この方のマンガは小説を読んだみたいな重厚感がある。
萩尾ワールド!
2019年12月21日
ドラマ化された有名なお話です。どうやったらこういうストーリーを考え付くのか、大御所先生はやっぱりスゴイ。
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😩
ネタバレ
2017年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルや立ち読みだけだと変なマンガだなぁ、
と思いましたが面白そうなので購入しました。
内容はいくつかあり、イグアナに飽きたとしてもまた別の話が意外と多くあるので…。
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驚き
2017年1月15日
ドラマは見たことがなく、タイトルだけ知っていた。内容に驚きました。
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母と娘
2015年12月17日
ファンタジーではありません。ネグレクトとかアダルトチルドレンとか、まだそんな言葉が一般的でなかっただろう時代にこれを描いた作者は本当にすごい。
時に母としてそして娘として、共感したり反発したりしながら読みました。
認識の歪みが生み出した怪物
2024年11月12日
自分の娘なのに……なぜ? 生まれた赤ん坊が母親にはイグアナに見えてしまい育児どころではない。次の子はちゃんとした人間の赤ん坊でほっとした。可愛く成長していく二人の姉妹。七五三で着物を着せて写真を撮ったが、写真では長女はちゃんと可愛いく人間の姿で写っている。他の人にはこう見えるのかしら。イグアナに見えるのは私だけ……。母親の心の歪みが生み出した幻影なのだろうが、酷い話だ。菅野美穂が出演でドラマ化された。表題作の他に5編が収録された短編集。
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萩尾先生は大好きだけど、、
2017年7月30日
読み返したくない、後味の悪い作品が多かったです。さすがの表現力で、世界に引き込まれてしまうので現代世界の現実的な辛い話だとちょっと読んでいられない、、。作品としての完成度は高いんだけど、私には合いませんでした。やっぱり萩尾先生独特の外国とか中世の時代のどこかキラキラした話が好きです。
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ドラマファン
2017年6月5日
子供の頃にイグアナの娘のドラマがすごく好きで、最近、当時録画していたVHSで見返して再燃しました。
原作を読んでいなかったので購入しましたが、うーん。期待外れかな。
ドラマの方が圧倒的に良かったです。
ドラマ化もされたけど…
2018年3月11日
結局何が言いたかったのかわからなかったです。ドラマも観てないのでよけいにわからないのかも…。他の作品も全部同じ感じです。好みは割れるかもしれません。
うーん
2017年7月12日
いろんなサイトの広告に載ってて気になったから読んだけど
微妙すぎた…( ゚-゚ )
で、なんだったの?的な感じで終わった
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本は買う価値ありません
2021年9月21日
ドラマ版を見て昔かったのですが薄いページと内容と昔の古臭い感じが失敗したと後悔したので若い方にはオススメしません
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