181ページ、1冊表題作。
地味に作者さんのファン。
評価が低めでうーん?と思いましたが、好みの長編なので購入。
そうですね、確かにこれは評価が低めになりやすそうかな。
ストーリーは地味です。
じんわりと静かな小説を読んでいるような1冊。
でも2人のキャラが好きでした。
大学を舞台に漢字は違うけど同じ苗字で趣味の合う2人。
口下手な朴訥と、ある理由で大学を変えた静かなメガネ。
雷雨、クラシック、カクテルがキーワードに静かに物語が進みます。
不器用な2人の心情の移り変わりがストーリーになってる。
ただ物静かな2人だけにあまりアップダウンがなく、物語としては盛り上がりは少ない。
朴訥くんのわんこが不器用で可愛いく切ない。
メガネくんの過去のひきずりが哀しい。
じっくり静かなお話も好きな方にオススメ。
ラブラブを期待する方には物足りないかも。
星4と迷いましたが好きな作者さんなので盛って5です。