ネタバレ・感想ありラバーズ、ソウルズ 完全版のレビュー

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【販売終了のお知らせ】

本作品は諸般の事情により販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

傑作!この作品に出会えてよかった
ネタバレ
2021年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ イケメンで男にも女にもモテる主人公トオルは、写真のモデルになって欲しいと言われた松岡センパイに金で買われる関係になる。始めは体だけの関係だったが、次第に惹かれ合っていく二人。しかし、トオルはその想いを伝えることができないまま…。
2000年に同人誌で発表された本作品は、宮本佳野先生の代表作であり、個人的には最高傑作だと思います。私は最近コミックシーモアで初めて読んで、なぜ20年もこんなに素晴らしい作品を知らずに生きてきたのかと悔しくなりました。
夢や目標もなく、日々を淡々と生きていた主人公が愛する人に出会う。
その喜びと悲しみが繊細に描写されています。主人公の独白部分はまるで文学のよう。
読み終わった後は、胸が痛くなるほどせつない気持ちになりました。
BLを真に愛する人にはぜひ読んでいただきたい、心からお勧めできる名作です。
これはダメ〜号泣してしまう(T^T)
ネタバレ
2019年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ【RULES】の序章的作品。男娼大学生 トオルの過去編でヒカルもアトリも出ています。ガッツンガツンと心を揺さぶられ、トオルが心配でRULESをまた読みたくなるループに^^;佳野さん作品にハマる大きなきっかけとなった作品。「完全版」= 初コミックス通常版+ 未収録VANITY +描き下ろし との事です。

美大が舞台。身体を許せば男女関係無く何故かお金を貢がれるデザイン学科のトオル。プロカメラマンの院生 松岡先輩ともお金と身体の割り切った関係を続けていて。

美しい顔のせいで自分の心にも身体にも他人にも執着心を持てず放埓な生活をしていたトオルが、先輩のそばなら居心地が良い事にようやく気付いた時に悲劇が。

初恋だと自覚出来なかったトオルを待つかの様に感情を見せなかった先輩。終盤の畳み掛ける様なエピソードの印象的なカットの数々には何度読んでも涙が溢れます。タトゥーやモノローグの繊細な描写がグサグサと刺さる(涙)先輩ターンで一目惚れを知ると…どうしようもなく好きだった人って…(涙)

ちゃんと布石が用意されてるので悲しいけど救われます(^^)なんだろう〜たまたまSiaの曲を流してたせいもあるけど、今回もやたらと泣けました^^;佳野さんいつもに増して切なすぎなんですよね。
続編【RULES】へ。

同録『名ばかりの月』DK親友モノも二人の心情描写がとても良いお話◎
時代を感じます
2024年1月23日
絵もお話しの展開も今時のBLとは違いますね。モラトリアムな日々を爛れ流されながら過ごす主人公、それを見守る先輩との予期せぬ別れ、人を好きになるって事も含めての若者の自分探しの物語は私の心の琴線に触れました。もう1話も青春の1ページ的で良かったです。別の誰を好きな親友を好きになってしまう彼、嫉妬や独占欲なども可愛かったです。そして自分の将来を考え始める彼でした。「Rules」未読なので、こちらも是非読んでみたいと思います。
RULESを読んだ人は是非読んで!
2020年8月18日
RULESがよかったので買いました。

切ないストーリーと希望への序章ですね!

「RULES」シリーズについて個人的意見として「RULES2nd」は読まなくても「ラバーズ、ソウルズ」は読んでほしいです。
ルールズの前編
2015年8月15日
と言うことで、購入しました🙂読んだ後、とても悲しい気持ちになりますが、これがルールズへと繋がっているのだと思えば耐えられます‼😩こちらを先に読んで、カオルの今後が気になった方は、ルールズ購入をお勧めします❤😃
繋がった
2015年5月18日
RULESの前編です。先に読んでしまったので、これを読んであ〜!と納得。悲しい出来事もあるけど。なんか男女より出会いとか、両思いの確率とか低いからか、ゲイの人って一途なのかもなぁとこれ読んで思いました!
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作家名: 宮本佳野
ジャンル: BLマンガ
出版社: 徳間書店