ネタバレ・感想ありニーベルンクの指輪【新装版】のレビュー

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美しい絵と壮大な物語
2022年9月19日
池田理代子さんらしい、力強く美しい画で描かれています。
恥ずかしながら、ジークフリードとクリームヒルト、ニーベルングの指環のことは、ワーグナーの歌劇だということ、この作品の作者である池田さんが描かれたオルフェウスの窓の中で、学校内で生徒達が上演した劇だった。とその程度の知識しかなかったです。
今回、この作品と出会えて、壮大な物語の世界観に触れることが出来てよかったと思います。
まさかのあの人が登場するとは、予想外でした。でも違和感なく物語に溶け込ませるのは、さすがと言うべきでしょうか。
かっこいい!
2016年1月18日
とてもこの漫画は面白いです!
主人公がかっこいい!
是非読んでみて下さい!
ユリウスが演じた歌劇が
2024年10月14日
英雄ジークフリートの味方をして、神々を欺いた戦乙女ブリュンヒルデは神の力を奪われてしまう。北欧神話に材をとり、伝説の指輪と神々の世界を描いた壮大な叙事詩の世界が再現される。私「オルフェウスの窓」でユリウスも演じた、あのワーグナーの歌劇の世界が再現されて、感無量です。
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愛と滅びの壮大な叙事詩
2016年3月6日
言わずと知れた、北欧神話を題材にしたワーグナーの壮大な歌劇『ニーベルングの指環』を漫画化した作品です。あのとてつもなく長~~~~い歌劇(上演は4日連続でしたっけ?)の、序盤の部分は省かれています。

手にした者に栄光と破滅をもたらす黄金の指環をめぐり、神々や英雄の数多の血が流され、やがて抗えぬ宿命の渦に巻き込まれて全て消え行く…

北欧神話の根底にある、神さえも逃れる事が出来ない『滅び』が、随所にちりばめられています。


………なんて、どれだけシリアスな内容なんだと思われるかもしれませんが…いや確かに本作品はシリアスで壮大な物語ですけど。よく考えると、事の発端は大神の浮気ですし、神様も人間の策略にはまっちゃうし、何となく人間臭さが漂うお話で…まあ、それも全て『愛』の成せるわざでして。

『愛』ゆえに神々も人間も惑い、傷付き、滅びの道をひた走る…


作者のアレンジした一部を除き、原典に沿う形で全体は仕上がっています。絵も古さはあるものの、荘厳な物語にふさわしい美しさがあります。

そのアレンジされた一部………原典には絶対に現れるはずのないある人物…まあ、服装と顔つきを見ればだいたい予測出来ますが、みんなご存知のドイツのアイツ(笑)が、作品のラストを引き締めます。


いやはや、こういう結末か…上手い。
壮大
2021年8月30日
結構なボリュームを読みやすくわかりやすくまとめているのかなといった印象です。独特の世界観に誘ってくれるし 壮大な内容なので 読後感が結構凄いです。
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