ネタバレ・感想ありクローディーヌ…!【新装版】のレビュー

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悲しい物語
ネタバレ
2024年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 性同一性障害の麗人・クローディーヌの全てを捧げるような情熱的な恋心が印象的でした。見ている限りクローディーヌは最高の恋人だったと思います。それなのにこんな裏切り…酷すぎます。ローズマリーだけがクローディーヌを"男"として見ていて、もしクローディーヌが恋をした相手がローズマリーであったなら…そう思わずにはいられないラストでした。
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性同一性障害のことを知るきっかけに
ネタバレ
2019年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ テーマはまだこの言葉がなかった時代の作品。こちらは、その障害自体を取り上げているわけでもなく、その障害を持った女性が何を感じてどう生きたか、ということを担当した精神科医の目線で展開していくお話です。ストーリーは淡々と進む印象ですが、なかなか読み応えがありました。
悲しい話だけど 心惹かれる
ネタバレ
2025年11月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 10代の頃初めて読み印象深かった。改めて読んでも切ない。クロ-ディ-ヌ自身は否定していますが 私は やはり彼女は父親の様になりたかった気がします。実物(父親)よりも より完璧な『男性』になろうと 懸命に自分を磨き 女性を一途に愛したけれど 自身の本来の肉体は変えられない。この矛盾が 潔癖過ぎる彼女の心を破壊してしまったのではないでしょうか
理想だった父親の『秘密』を知った時から 彼女の悩みは続いていた 現実の男性は 彼女から見ると『不実』な存在で だからこそ女性に 至高の愛情を求めていたが 得られなかった
私は同性を恋愛対象とは見れませんが 思春期の頃は 異性が苦手で 本音は同性にしか言えませんでした なので 少しだけ 彼女の心情に共鳴してしまう もし彼女が 永く生きたとしても 父親から与えられた 心の傷は癒やされたのか 疑問です
彼女が幸福になるには どうしたら良かったか わかりません でも悲劇故に 忘れられない作品です
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感情移入しまくり!
ネタバレ
2024年4月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分も男性と結婚してはいますが性自認が曖昧なので感情移入しまくりながら読みました。言っても仕方ないけど、もっと長編で初恋の子と再会するとか何か違う終わり方が良かったなぁ。悲し過ぎるよ。
異なる性を持って生まれて
2024年10月14日
フランスの資産家の令嬢クロディーヌは、美しく利発で誰からも慕われる魅力的な女性に成長していく。クロディーヌは男性の心を持って生まれていたので、当然のように女性を愛した。だが愛する女性の心変わりと裏切りに遭って……。
本当に
ネタバレ
2023年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらはオスカルとは違い本当の性同一性障害の女性。
相思相愛になった女性は兄に取られ、全てを知って自分を愛してくれる女性では満足できず…
結局トランスジェンダーだからってわけじゃないんだよなぁ。
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