どのキャラクターもそれぞれに魅力的なので、抗争で死んでいくのが読んでて辛くなることも何度もあったし、思ってたハッピーエンドにはならなかったけれど、それがより、これまでの様々な出来事や人々、そこにあった想いを思い出させます。
読み終えたときに、この超長編を、必ずまた読みたくなります。
人が沢山死ぬけれど、惨い描写が苦手でもちゃんと読めたのは、うまく言葉にできないけど、作者さんの描き方だと思います。
また、感情描写についても、コメディータッチなものもシリアスなものも、とてもよく表現されていてすごいなぁと感心してしまいます。
終盤の“一族”の話は、ある程度ガチだと思うので、ストーリーの中に出てきたときはビックリしました。
なんしみんな魅力的なので、めちゃ長いけど、かなり読む価値ありです。オススメします。