このレビューはネタバレを含みます▼
絵がとても綺麗で読みやすかったのですが、話の方はう〜ん?って感じでした。
カイトは自覚してないだけでミクの事がずっと好きだった!ってルカは言ってるけど本人いくらなんでも自覚なさ過ぎだし、ルカの方が恋愛的な意味で好きって認めてるから本当にミクの事好きだったの?とちょっとモヤモヤ。実際この発言がなければミクもここまでおかしくならなかったかもしれないのに、そこをハッキリとカイト目線で表現されなかったのは残念。
あとは、曲を聞く限りカイトはミクとの浮気を誤魔化しながらルカと付き合い、ルカはそれに気付きながらも認めたくなくて言い訳を素直に信じ続ける。といった解釈を私はしていたので、漫画を読むと大まかな設定が決まっていた歌詞に後から細かい設定を付け足した感が否めなかったです。
漫画単体としても曲と併用して読んでもあまり説得力のない作品だなぁと思いました。
曲が大好きで期待していただけに残念です。