ひ弱な優等生が親殺しというカルマを背負ったことでダークサイドに落ちていく物語です。
自己防衛のために覚えた空手を使い世間の悪意(親殺してるんだから当然と言えば当然ですが)に抗う姿は引き込まれるしゾクゾクします。
ただ中盤以降はそんな雰囲気も影を潜め単なる格闘マンガになってしまったような印象でした。
他の方が言ってるように原作者が作品から離れたのが原因なんでしょうか。
最終回もちょっと投げっぱなし感がありました。もうちょっと書ききって欲しかったかな。
あとグロい描写が割と出てくるので苦手な方は要注意です。