ネタバレ・感想あり猛き黄金の国 岩崎弥太郎のレビュー

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読み放題で\(^o^)/
2023年4月8日
本宮ひろ志流偉人伝シリーズ、彼が今の若者達に知って欲しい男を主人公に熱いタッチで描き上げた秀作。この作品は第一弾、三菱財閥の創業者「岩崎弥太郎」を描く4冊。(敬称略)
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勘違い
2015年1月28日
地球環境にとっての近代工業というものには嫌悪感しかありませんでしたが、世界情勢を鑑み、日本の民を豊かにしようという愛のあらわれも根底にあったことを知り、大企業というものに対する意識が少しかわりました。
しかしそれはそれで感謝し、経済というシステムによって破壊されてきた地球環境への負荷を早急に減らしながら、自然界との歪みを修復せなばならない。
わたしたちにとって最も大切なことは、この大地を悠久に〝存在〟させていくことだ。
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本宮の歴史ものは最高
2007年11月8日
本宮の歴史ものは総じて質が高い

史実に忠実かどうかはさておき、
①歴史上の魅力的な人物、特に男を取り上げている
②ストーリーが面白い。主人公が若いときは適度にエロい
③長すぎない分量
であるため読みやすく、感情移入しやすく読んで気持ちいい

最近は雑誌に連載もしているようなので、このサイトで新しい物語の追加を期待してますよ
今こそが激動の時代
2007年12月8日
幕末以降にかけての、三菱という閥を築き上げた岩崎弥太郎の物語である。いつの時代でも、その時に生きている者にとっては、今こそが激動の時代であろうが、この時代も特筆すべき事柄が多い。ひとつの秩序が変化する時の人の行動の刹那感の増幅と、乱れの蔓延を画くのも腕のみせどころだ。とにかく人間とは解りにくいものである。人を助ける人間もいれば、人を殺す人間もいる。更には一人の人間で両方おこなう場合もあろう。愛は崇高だと多くの人はいうが、人に与える愛と、人から与えられようとする愛とでは大きな異なりがある。そして、人は皆、両面を持っているのだ。つまり人間の二面性なのである。自己の人間としての成長度、人と人との結びつき、周囲の環境、社会の流れ(今では世界の流れ)などなどによって、人はどちらかの面を出し入れして、勝負していくのであろう。過程を充実させていってこそ実現できる結果を求めて。
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