ネタバレ・感想ありラブストーリーのレビュー

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異国からリーマン無人島まで
2025年3月9日
西田東さんの作品はすべて面白い!おっさんがよく出てきますがみんな可愛らしくお話も面白い!
短編でもとにかく面白い!
井上佐藤さんやARUKUさんの作品好きな人は
絶対すき!オススメです。
新しい作品また描いて欲しい。短編でもいいので!
ゆっくり待ってますー
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視線で通じ会う感じがよい!
2024年4月6日
時代的に、ガッツリエロBLは難しい展開だろうから、この漢と漢のかわす視線のやりとりがなんとも、よい!!時折へっぽこなのがまた人間味があって、よい!!もう1作品。出張先でのトラブルが、夢か現実か。そんなファンタジーのようで、現実。現実のようでファンタジーという風味もまた、西田先生作品らしくて良かったです。
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あ〜〜、イイ〜〜♡
ネタバレ
2024年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 181P、表題作+短編。どちらの作品にも言えるが淡々とした中で突然砕けた感じのギャグ的展開が出てきたり、表題作ではグッとくる涙をパッと出してくる。(語彙力…)それが全く無理なくストーリーに馴染んでおり他の単行本でも言えることだが先生の描く涙の顔はもろ泣き顔でキャラの心情がダイレクトに伝わってくる。
もー本当かっけぇ〜〜
ネタバレ
2023年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買い。総181ページ。表題作7割と「パラダイス・パラダイス」収録。
表題作は、西田先生の西洋っぽい時代物は初めてで新鮮だったのでドキドキしながら読んだ。
太陽みたいに明るい筋肉バカの騎士と仄暗い影がある黒髪美形の助修士なんて最高の組み合わせで、きゃっほーいっ!って感じだったけど、助修士の心の奥底にあるものを知ったら胸が痛くて堪らなかった。キリスト教にしろイスラム教にしろその当時の同性愛はどれだけ罪と言われていただろう。だからこそ、この物語はキスさえ無くて良かった。
ラブストーリーは既に始まっていたかもしれないが、個人的には、ここで終わり?もうちょっと先が読みたい!と思わせる余韻のラストから、2人の「ラブストーリー」がようやく動き出すような気がして、わくわくしながら読み終えた。西田先生がこの続きを描くとしたら、2人が出会うスレスレだったのに、もう一周ドタバタしながら回り道してまた再会する……みたいなストーリーなのかな?と勝手に想像してみるのも楽しかった。
もう1つのお話は、ノンケ上司と年下部下のリーマンもので、安定の面白さ。いちいち、西田作品に出てくる言葉が刺さるんだよなぁ。リーマンもののラストの言葉がぶっ刺さった。「男ってずるいよなぁ……」ストーリーも言葉も男もホント全部かっけぇ〜〜
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作者さん買いです
2023年1月2日
西田先生の作品が大好きで、買い漁ってます。二作品入ってましたが、どちらもさらりと、読めました。もう少しイチャイチャが見たいなぁ
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噛めば噛むほど
2021年12月2日
噛めば噛むほど味が出てくる作品。
そしてずるい、これで終わるのが作品としては良いんだろうけど 欲張りな私はその後をじっくりみで安心したい。
2作品とも、優れています
じわじわきます
ネタバレ
2021年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前読んだ時はあまりハマらなかったんですが、皆さんのレビューを拝見して再度読んでみました。
1話目ですが、助修士ダニエルが巡礼の旅を続ける途中で騎士レオナルドに出会い、ひょんなことから共に旅を続けていくうちにお互い大切なものに気付いていくというお話。キスもエチもありません、ただただ2人の心が徐々に近づいていく過程が凄くお上手でじんわり伝わってくるんです。
最初は血を流し倒れているレオナルドをダニエルが介抱し手当てをするのですが、ダニエルが抱えている苦悩や意味を見出せない巡礼の旅にレオナルドが知らずゞ寄り添ううちに今度はダニエルが救われて。。ダニエルの涙、ファザーへの必死の懇願、ようやくダニエルの心の枷が外れて自由になれた先には太陽みたいなレオナルドがいる。精神的な愛慕という難しいテーマを表現できる西田さんってやっぱ凄いなぁと改めて感じた作品でした。
他1話は、出張中に船の故障で孤島に流された上司と部下のお話。澄ました上司が思いがけず逞しかったり色気があったり、このギャップにまんまとやられました〜。
まさにラブストーリー
2021年7月4日
レビュー数の少なさに驚きですが、私自身も読むか迷った作品でした。でもフォロアー様の「萌えで死にそう」なレビューに後押ししてもらって、GO!!

中世を舞台にした巡礼者と騎士の物語で、自分的に合うのか疑問でしたが、読んで良かったと思います。

ダニエルは何を思い巡礼するのか、とても興味深い。何を秘めて懺悔するのか。
戦う騎士レオと持つ目的が違いながら、醸し出す孤独に惹かれ合うのが、これまたいいし、離れがたい感情がキュイ~んと来る。
昭和な香りがするくさいセリフも、なんだかハートをくすぐる西田作品です。
男のね、涙もね、素敵。

西田作品のお家芸「見つめあった二人が目で会話する」は、やっぱり素敵。目は口ほどに物を言うとはこの事ですね。何をいわんや。二人にしかわからない心の奥底にある熱い想い。これだけで、ジーンと胸いっぱいになりました。

物語が素敵な事はもちろん、フォロアー様の熱いレビューも楽しませて頂きました。ありがとうございました。

同時収録はリーマン上司と部下の非常時の恋。出張とか島に流れつくとかお好きな設定です(笑)こちらも面白くて、最後の「男ってずるいよな」が深いです。
萌えが過ぎて、今にも死にそうです…
ネタバレ
2021年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中編と短編の2つのお話。
[ラブストーリー] 中世、スペイン(たぶん)。助修士ダニエルと騎士レオナルドが4度出会い恋をしていくお話ですが、なんと言っても見所の1つは、2人が 2ターン連続で「目で会話する」こと、そしてその視線の応酬で何を伝えあったか見ているこちらにも分かること…!1ターンならまだしも2ターン、しかもそれが数回。まんまと萌えに突き落とされました(はぁ)。
ダニエルの表情の変化にもときめきます。
がしかし獣道を行く自分的に最大の萌えは司教様(ファザー) とダニエルの関係。わずかな言葉からの推測(邪推ともいう) ですが、ダニエルが告解すると言った時は「愛いやつ」と思っただろうなとか、そもそもダニエルが(キリスト教的に) 許されない欲望を持ったのはあなたが原因なのでは?とか、ファザーはダニエルの相手を知りたかったのか~などと妄想が暴走して、もぅ… (死)。
ところで、意気消沈の表現がハゲワシに突っつかれる腐肉って……空前絶後ですよ、西田先生。
[パラダイス・パラダイス] 出張で南国にやってきた海外事業部の野沢次長と技術部の柚木は、帰国を前に船のトラブルで無人島に漂着し…?と、消費期限が昭和で切れてたはずのストーリー設定、なのに、あぁ確かにこの人はこう考えそうだし言いそう~、とか、うゎこんな何でもない時にそんな流し目を寄越すなよぉ、とか、そのまま覆いかぶされ~、とか、もぅ満ち足りちゃった顔をして~、とか、ホントずるいよ次長~などと悶えている内に、設定がなんだバカヤローという気持ちになりました。
…もう萌えが過ぎて、思考も死にかけです。
古さを感じさせない名作
2021年6月20日
騎士と助修士の表題作はストイックな雰囲気だからこそ匂い立つ色気があってドキドキしました。同時収録のノンケ上司とゲイ部下のお話も携帯電話が折り畳み式だったりする以外全く古さを感じませんでした。どちらのお話もこれから始まる二人の関係に晴れやかな気持ちで読了しました。
良い
2020年10月11日
作者買いです。西田作品に間違いなし。登場人物全てが愛しい~。
作者買い
2015年8月23日
2作収録。1作目は中世の騎士と助道士の話。エロシーンはないがお互いの感情の揺さぶりが丁寧に描かれており、満足。2作目は部署は違うが上司と部下。上司は妻と子供もあったが、2年前から離婚をもうしこまれていた。部下に気持ちが動きようやく妻を解放する気になったと。上司と部下のやりとりは読んでもらっての方が良い。
騎士
ネタバレ
2021年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 外国(の中世でしょうかね?)が舞台で、騎士×修道士?という二人。この先生の作品はどれも胸に刺さりますが、いつもだいたい地雷があって(受けの攻め以外との描写)若干ビビってるんですが、これはなかったです!そしてこれまたこの先生の作風として、未来を予感させる終わり方が多いのですが、今回もそうでした。再会してからが読みたいんだけどなぁ。ラブラブイチャイチャというのはなかなか読めないんですが、これまたハマっちゃう魅力があるんですよねぇ。
目に惹かれる
2022年9月6日
騎士と巡礼者、男同士で華やかさなど全くないけど、反発しながら、でも心を通わせて、お互いに惹かれていく様子が目と目を合わせることで表現されているのが素敵でした。目に惹かれるというのもとてもロマンチックな愛の言葉です。彼を巡礼に出した司教様は実にお優しく慈悲深い方ですね。この人はもう少し褒められてもいいかと思います(笑) 無人島に流された上司と部下のお話し「パラダイス・パラダイス」にも心を引きつけられます。最後の「楽園はーどこにあったっけ?」が甘くていいです。
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作家名: 西田東
ジャンル: BLマンガ
出版社: 新書館