このレビューはネタバレを含みます▼
玖保キリコさんが描く女社長、独特のセンスあふれるユーモアあふれる世界にほっこりします。
いつも同じ服しか着ない、大企業の社長に急に座ることになった主人公。
権力と栄光の頂点にふさわしいエレガンスを周囲が押し付けようとしてもどこ吹く風。
ぬいぐるみフェチのセクシー秘書さんが素敵だった。
あと旗振り信号仲間になった隣のビルのキングとゴールインしたのも凄い。
最後、部下達がロボットになったはるか未来で弥勒菩薩の生まれ変わりでした、というオチに菩薩になっても色気が無いみたいなこと思われててシニカルさがよかったです。
劇的な展開は無いですが、毎週ドラマチックな他の漫画の合間にちょっと心をほぐして休めるのにちょうどいい漫画でした。
うるさすぎず、でもクスリと笑えるこのお話、ふとしたすき間時間に読んでみて欲しいです。