大好きなMaria先生の20年ほど前の作品です。時代を超えても 全然色褪せない 素敵な作品です。義理娘が ほんとに 美しい。神々しい美しさがあって、母にも似てて、一生懸命 義理父への恋心を隠そうとするけれど、周囲にはダダ洩れなところがキューンです。それでも、義理父は 知ってか、知らぬか、距離を保とうとする。(ちょっと手や足はでましたが、微笑)最後の最後、義理父の告白は心がキリキリ痛みました。でも それさえも 20になった義理娘は温かく包み込んでしまうほど もうオトナの女性になっていました、で、最後は良い終わり方してました。Maria先生の作品の長編は かなり ドロドロしてて、読むのがシンドイのですが(でも 大好き)この作品はそこまでドロドロもなく サラっとしてます。義理娘の心の葛藤が主になっていて、当て馬も 優しさのある青年ばかりです。だから とても 読みやすいかったですね。