キラと零。出会って起伏の激しい日々を二人で過ごす。病んでるキャラが多くて、それが人間だ、誰しも闇があるものだ、と。でも、余りにも次から次へと比較的簡単に殺傷エピソードが繰り出されるため、死というものが割合近いところにあるストーリー。世の中のブラックなものを彼らに試練として与えて重厚な色づけ、ふんわりラブストーリー好きにはキツく感じる、シリアスストーリー。人間の憎悪感情を頭から肯定されると、対照的とも言える夢や希望を途中描かれたところで相殺される。
しかし絵が魅力的過ぎて、この一種の無茶をしたがるキャラ達の思考回路や行動を、その世界においては合理的だと思わされる自分が不思議。
バイクと零、こういう描き方されると離れることはないのだと確信する。
私ならいやだが。
事故に遭った人達のことも描かれて、危険はつきものであることは十分伝えられている。
1996~2000年。
全15巻。次、「外伝」に行く。
一瞬「花より男子」を、思い起こさせる顔の描き方がちらほらあるが、人物達の外見は整っていて吸い込まれるような強い目など印象的。
カウンセリングの限界みたいなものが描かれ、ハラハラさせたいのかもしれないが、少々甘い展開のようには感じた。