「City Birds」68頁掲載誌ぶ~けDELUXE(以外DX)1982年夏(9,10)号「典型的な悪友」63頁ぶ~け1984年3月号「雨あがり」31頁りぼん1976年4月号「オー・ボヘミアン!」32頁りぼん1976年8月号。
単行本は1985/3/20に発行された。
終始軽快な感じで進行する話ばかりなので「エリオットひとりあそび」の続編だからといって、構える必要ナシ。
「都市も人も地球が見ていた夢の一部だったってことになるのかも」のところは、水樹先生のSF漫画を連想。かつて普通に若者は「ヤング」と呼ばれていたが、語を目にすると急に当時に引き戻される感じがする。言葉の選択、使い方にリズムやセンスがある作者だが、「パトス」には某アニメを連想。
表題作は、70年代アメリカの大学生の日常生活ぶりから入っていくが、展開は広がるし、「エリオットひとりあそび」に繋がる場面少しファンタジー匂わせか?となる。実は話としてはずっとあくまで現実を生きるエリオット、読み手は「まだ鳥?」という感覚も。
「雨あがり」は日本の家族物で、初期作品。
「オー・ボヘミアン!」も再び舞台はアメリカ。楽しく読める。