エロ漫画のようでいて、ストーリー重視だからそういった描写は最後までしっかり描いたりしないよっていうのがこの雑誌(恋結)の方針なのかなと理解してきました。
序盤からセリフくさい隣の男のイケボが聴こえる…って地点で声優なのはバレバレですね(笑)
あんなにイケメンでイケボな元舞台俳優が苦労してるのかと思うと声優って大変ですね。漫画やアニメを愛する気持ちでどんな役でも一生懸命取り組むって本当に凄い。声優という職業と、主人公のエロ漫画家という職業について考えさせられる作品でした。
実際に作者さんもエロ漫画家の部類だと思うので、何らかの思うことがあって、それを漫画にして形にしようとしたのかなとか気になります。声優さんにもきっと興味があったんでしょうね。
仕事に一生懸命な二人がお互いに惹かれていき、最後には結ばれるっていう物語が、単行本一冊で上手く纏まっていたと思います。
まぁ深い話でもなく、あっさり読める作品だったので感想を一言で言うと、普通かなぁ。でも、エロくもなく、ベタベタな恋愛モノでもなく、キャラが仕事を頑張る姿に重点を置いて描かれてるのは良いなと思いました。そういう漫画好きです。
ただ、主人公がエロ漫画家である必要性はあったのか？とか思ったり。元々少女漫画家だったし、この主人公なら純愛とか描くの好きそうなのに、もうエロ漫画家しか生き残る道ないですよって言われちゃうとか、そんな業界なの…？！と、ちょっと気になりました。だったら恐ろしい…。
レビューを書く
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG