タイトルもそうですが、色合いが水彩画のようで淡い空気のただよう作品ですね。恋愛ベースなんですが、仕事にモチベーションを持ちながら揺れる女性ならではの心情を描いています。それこそ水槽の金魚のように流れに身を任せながら、時にもがきながら、淡々とストーリーが進んでいるようなんですが、登場する女性達が魅力的で、成長しながら、それぞれの道を歩いていく、読むうちに共感したり女は損だよね、と思ったり、女で良かったよね、と思ったりしながら読みました。結婚が終点ではないけれど、その先の方が長いのですけれども、結婚が女性にとって重要な節目であることには変わりないので、揺れる気持ちを金魚をイメージしながら読めました。良かったです。