臨月で恋人に捨てられシングルマザーになってしまったタビサ。おまけに産気付いて病院に行く途中に車がガス欠になり、たまたま通り掛かったダンに病院まで連れていってもらいます。でも災難？だったのはダンの方で、病院ではタビサの夫と勘違いされ、出産に立ち会った上に、へその緒までも切らされ、最後は赤ちゃんと3人での写真撮影。断る暇もなくバタバタと全てをこなし、名前も言わずに怒って帰る姿に思わずニヤニヤ。もう始まりから、多田かおるさんのイタキスを連想させるようなドタバタです。何だか憎めないタビサとしっかりものの友達や、恐い見た目のシスコンの弟など、タビサの周りは温かく、一話の中でしっかりと世界が出来上がっています。ストーリーもありきたりでなく、タビサの良さが出ていて良かったです。温かく、たくましい？シンデレラストーリー。何気なく読んだけど当たりでした！
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