このレビューはネタバレを含みます▼
ギャグがシュールで最高に面白いです。
登場人物の表情のみでリアクションを表すというとても控えめな面と、ストーリー・設定の重さと、キャラクターの美しさと、グロテスクなシチュエーション描写。それぞれのギャップで漫画自体に軽快さを持たせる技術も素晴らしいと思います。これだけの強烈な材料が一つの漫画にまとめられる才能、羨ましいです。
変わった構図でもブレない画力、大きくても小さくても崩れずに整ったバランスにも感動です。
若干設定にズレがある気がしますが、それを上回る高い完成度の面白い漫画だなぁと楽しく読ませていただきました。
是非とも実写映画化していただきたいです。実写でもこのシュールな部分が損なわれずに製作できるものなのでしょうか。。この内容に時間と音声が加わった作品も是非観てみたいです。
そして6巻以降の展開にも期待しています。
久しぶりにぶっ飛んだ面白い漫画に出会えました。個人的には稲中以来です。