¥十億少女
」のレビュー

¥十億少女

酒井美羽

ぶっちゃけ、下らない。

ネタバレ
2018年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 酒井美羽さんは、絵がお上手。
お上手なだけに、話が下手くそなのが際立ってしまう。


パッとしないけど家の手伝いをする心優しい娘が家族のピンチに我が身を投げだす。
いやいや嫁いだ男は実は若くてイケメンで金持ちで有名作家。
友達も皆、見目麗しい男性ばかりで全員に愛されている。
そんな男どもに隙をみせてはキスされて怒りもせず、むしろ余り気にもしてない。弱そうに見えて身勝手であり、そのせいで連れ去りに合う鹿の子に振り回され、それでも体を張って守ろうとする。
旦那の長年のトラウマをあっさり癒し、愛され、世界的なデザイナーには一目で気に入られて素人がモデルへ。恥ずかしがりのような雰囲気を出しているが結構堂々と戸惑いもなく撮影されたりする。
旦那の兄も鹿の子を求め、結局惚れる。
で、最後離婚。色めき立つ、周りの男子。

なんじゃコレ?
恋に恋する中2女子が欲望をマンガにぶつけたような浅い話し。逆に家族の確執もそんなあっさり流す訳にいかない重い話しだろうよ。

ホントこの作家の方は私が読んだ作品全部くっだらない内容ばかり。
読み放題だったこともあり、ネガティブな意味で先が気になり読破してしまった……。
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