王道だけどいい!





2018年5月1日
久しぶりにいい少女漫画に出会いました。登場人物の年齢層が中高生で、王道青春恋愛ものではありますが、その年にしては珍しく中学生の彼氏という年下設定で、ピュアなところももちろんいいのですがそれだけではなく不器用なところや相手への執着や恋の綺麗でないところまで描かれていてすごく惹きつけられました!特に2巻あたりの鷹人との再会後のお店での二人の会話は見事に同じような気持ちのベクトルがお互いに違う人物に向かってて切なくなりました。鷹人がヒロインの前で一度も失敗したくないと本人にも後に打ち明けてましたが、彼は既にかっこいいのにまだかっこつけたいところがあってそんな不器用なところに萌えます(笑)ヒロインの実は落ち着いているようでそうでもない性格も見ていて面白い。おかげで先の展開にわくわくする。隼太は始まりが中学生のピュアなバレー少年なので、見ていて成長が楽しい。中盤の桜治の登場で、ふと我に返ったとき、彼ら中高生にしてはなかなかスリルで複雑な恋愛模様だなと思ってしまった(笑)

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