いい人に巡り会うということ





2018年5月4日
好きになった人の一人や二人、そして結婚を口にする相手がかつてその一人や二人の中に居たとしても、いい年をした大人ならば無い話ではない。
しかしその人は公的地位高く責任も重大であったなら、かつて愛した女性との間に子どもがいたとなると一大スキャンダル。そして、ヒロインは「条件」的に皇太子妃に適合。但し、秘密があった。
静かに穏やかに相手の良さを少しずつ知りながら認めあい、深まりゆく信頼と愛情。こんな人で良かったと感じとる人柄への互いのリスペクト。
周りのお膳立てあっての婚約だったとしても、その縁を確実なものにする二人の組み合わせの妙が、そこにはあったといえる。
相手に良く思われようとの意図なく純粋に、個々の人間として二人共目の前のことに向き合う。
お世継ぎ問題はどこでも本当に大変だと、そのプレッシャーは計り知れない、となんだか同情気分。ひょっとすると、皇太子のプレッシャーに皇太子妃の懐妊問題の重みは負けないかもしれない。
HQは愛情優先だから、この結末。二人に突きつけられた試練には、彼の選択が最も二人の幸福度が高い選択だと思う。その試練が、二人の組合せ誕生の化学的な効果を優先順位の採り直しを迫り、全てチャラにするが。。。そして、ヒロインの目の前に灯った希望の灯もHQらしい。
ストーリーの見せ場にパワーがもっと加わると、ドラマがより盛り上がったろうと思う。ラブシーンでもサスペンスシーンでも、子どもたち絡みのシーンでも。ハプニングはいろいろと起こったのに、臨場感がなんとなく薄く、淡々と物語が進行して行った印象だ。
ただ、「他の人との結婚なんて考えられない」、この思いと実行力を見届けて、気分よく読み終えた。
しかしその人は公的地位高く責任も重大であったなら、かつて愛した女性との間に子どもがいたとなると一大スキャンダル。そして、ヒロインは「条件」的に皇太子妃に適合。但し、秘密があった。
静かに穏やかに相手の良さを少しずつ知りながら認めあい、深まりゆく信頼と愛情。こんな人で良かったと感じとる人柄への互いのリスペクト。
周りのお膳立てあっての婚約だったとしても、その縁を確実なものにする二人の組み合わせの妙が、そこにはあったといえる。
相手に良く思われようとの意図なく純粋に、個々の人間として二人共目の前のことに向き合う。
お世継ぎ問題はどこでも本当に大変だと、そのプレッシャーは計り知れない、となんだか同情気分。ひょっとすると、皇太子のプレッシャーに皇太子妃の懐妊問題の重みは負けないかもしれない。
HQは愛情優先だから、この結末。二人に突きつけられた試練には、彼の選択が最も二人の幸福度が高い選択だと思う。その試練が、二人の組合せ誕生の化学的な効果を優先順位の採り直しを迫り、全てチャラにするが。。。そして、ヒロインの目の前に灯った希望の灯もHQらしい。
ストーリーの見せ場にパワーがもっと加わると、ドラマがより盛り上がったろうと思う。ラブシーンでもサスペンスシーンでも、子どもたち絡みのシーンでも。ハプニングはいろいろと起こったのに、臨場感がなんとなく薄く、淡々と物語が進行して行った印象だ。
ただ、「他の人との結婚なんて考えられない」、この思いと実行力を見届けて、気分よく読み終えた。

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romance2 さん
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