境界のRINNE
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境界のRINNE

高橋留美子

貧乏なりんね君がいい

ネタバレ
2018年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 元々アニメ版はかなり好きで、三巻まで無料公開がされていたので続きから気長にちょくちょく購入して40巻まで読破した後のレビューです。
りんね君の貧乏設定がかなりツボで、個性豊かなキャラがドタバタを繰り広げる世界は、らんま1/2を思い出しますね。
キャラが出揃った後から最終巻まではほぼらんまと同じで大筋の設定に支障のない範囲で物語が続いていきます。真宮桜との恋路や十文字、鳳との関係、れんげが堕魔死神な点など、最後まで変わることはありません。そこに物足りなさを感じるかもしれないですが、逆に変わらないこその安心感、水戸黄門やこち亀のような定番的な面白さがある漫画です。
最終巻で色々進展して終わるのですが、それがまたいい感じに終わってとても良かったです。
個人的にりんねで登場するキャラ達は高橋留美子作品の中でも好きなキャラが多く(特に六文)、出来れば関係が変わった後の、最終巻後のストーリーを見てみたいですね。
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