このレビューはネタバレを含みます▼
35年くらい前のお話です。
連載中も読んでいたので懐かしくなりましたが、色褪せてなくてびっくりしちゃいました。
ようこちゃんはネオアイドルの女王と呼ばれていますが、ロック色が強い感じ。
当時はマドンナが出て来た頃で、ラバーブレスに編みタイツのレギンス(スパッツって言われてた笑)、指なしグローブ、そしてへそ出しルックなんて微妙な言い方が流行った頃で、私も腹出してました(笑)
日本ではソロアイドル全盛期くらい、海外との差が激しくて、マドンナヘアのようこちゃんは本当にファッショナブルに見えました。
絵がとにかく上手い!
そして間の取り方、際立つ台詞と感情、キャラも全員キレッキレ✨
デビューする為に結婚とか有り得ないお伽噺なんですが、
不破くんと出会う前からもようこちゃんは強気で美人で魅力的な声を持って、普通の女子高生ではなかったのが見てとれます。
トップ獲る人間は元から違う!って感じです。
皆様のレビューを拝見しましたが、やっぱり誰もが不破くんなんですね〰(;^∀^)
一言もヒロとかケンちゃんとか出てこないもん(笑)
当時バンギャだった私(昔はグルーピーって言われてました)及び私の周辺は
とにかく麗太!麗太!麗太!!でした(笑)
だって麗太に関わるめい子さん(なんと本編には名前すら出ない!)の事まで好きでしたからね。
バックステージパス、ツアーに従いて行く、バンドマンに喰われるステイタス、あるあるでした。
若い方が読んでもこの大人数アイドルの時代にピンと来ないかもです。
でも今見てもおしゃれな所はあるし、好きな人への気持ちは時代が変わっても不変ですもんね。
ようこちゃんの家庭問題や新人ライバル、さっちゃんの存在など重い棘も随所に散りばめられて
ただの芸能界ファンタジーではないと思います。
オススメです。