王領地伯のエメラルド~相愛の瑕~
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王領地伯のエメラルド~相愛の瑕~

夏井由依/森原八鹿

後半からテンポが良くなります

ネタバレ
2018年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 281ページでした。元値がちょっと高いので、誰かレビュー書いてくれないかな…と待っていましたが(^_^;とうとう貴重なクーポンを使って購入しちゃいました。結果、めっちゃいい作品でもなかったけど、ハズレでもなく…結構楽しめたかな?。
作品の評価を先に言うと…、前半はヒーローがヒロインに復讐っぽい態度に出るので何となく話が暗~い感じなので☆3。後半は色々吹っ切れたヒーローとヒロインが支え合って新たな困難を乗り越える話で盛り上がったので☆5。…と、暗~い前半が勿体ないなぁと思いました。それとヒーローが騎士から王領地伯に出世したのは分かりますが、ヒロインサイドの(王の愛人の叔母・義理弟)相関図がややこしくてイマイチ頭に入ってきませんでした。…結局ヒーローとヒロインがハッピーエンドになったから良しとしますが、王の世継ぎは誰になったんだろう…?(-_- )。とりあえずストーリーをひと言でいうと『冷酷になり切れなかったヒーローが、純粋だけど意外に強いヒロインに翻弄されちゃう話』です(苦笑)。

ちなみに…表紙と挿し絵の影響で、ヒロイン像がロミジュリのジュリエットに見えて仕方ないのは私だけでしょうか(笑)。中世イタリアっぽいですが、時代背景は架空だそうです☆
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