よなよなもしもし
」のレビュー

よなよなもしもし

丸顔めめ

短編集

2018年5月27日
表題作のみ2話+おまけありで、他は全部1話完結のお話が5つ入っている短編集です。
絵がクセがあって、正直好きな絵柄ではないですが楽しめました。
「よなよなもしもし」
影が薄くて冴えない絶食系男子のコユキは、痴漢電話に声を褒められてから痴漢とのやり取りを楽しむようになる。ほんとに地味で冴えないコユキがだんだん可愛くなってくるー。痴漢さんはコユキにあまあまで、一番ラブ度が高い二人です。
「酒と泪と男と男」
ゲイでオネエのカマちゃんは酔った勢いで居酒屋店員のケン坊と寝てしまう。自分を振った男ジョージに未練たらたらのカマちゃん相手にケン坊が頑張るお話。
「ウルトラミラクルハッピーエンド」
寝取られエロゲを作っているよしあき。これはSF?ファンタジー?なんだか不思議なお話でした。現実なのかゲームなのか?
「ピント」
部活をサボって写真部の部室に逃げ込んだ高城×写真部吉野。匂いがテーマのようなお話。吉野くんの匂いってなんなんだろ?甘い匂いなら嫌な匂いじゃなさそうだけど…。
「気になる花村」
自分を嫌っているっぽい花村が気になる尾美。尾美の犬が可愛い!こんな犬いたら確かに話題になるなー。全部分かってみたらなるほどな花村の行動。よなよな~に次いで可愛いお話。
「ツイてる男」
ボロアパートの壁に小さな穴が空いているのに気付いたリーマン梅野。色っぽい声が聞こえたから覗いてみたら可愛い隣人がオ〇ニーしていて…というお話。オチはありがちですがハッピーエンドでよかった。松崎くんの熊本弁が可愛いです。
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