このレビューはネタバレを含みます▼
ある日突然登校拒否になってしまった息子を拒否する親父に腹が立つ。対して主人公は悩みつつも前向きに明るく事態を良くしようと努力している。
登校拒否になる理由は分からなくても、何かのせいで行くことができないんだと理解して添ってくれるのはありがたいことだと思う。
登校拒否の原因になった奴がまた腹立つ奴で、でも息子がそいつを乗り越えて行くことができて希望を感じた。
最終的に登校拒否をやめて、中学卒業、高校もやりたいことを学べるところに行けてよかった。
今まで登校拒否の人と関わることがなかったけど、色々と考えさせられた。
人によって事情は違うのだろうけど、登校できずに苦しんでいる人が減るといいなと思えた。各々に合った解決法が見つかって欲しい。
この作者の主人公はいつも明るく前向きなので、こちらも元気に頑張ろうという気持ちになる。特にこの母親は好き。