なつかぬ猫には恋の花【電子限定おまけ付き】
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なつかぬ猫には恋の花【電子限定おまけ付き】

黒木えぬこ

終わり良ければ…全て良し❗

ネタバレ
2018年6月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家様買いです😊
結論から言えば《人間は弱ってる時の優しさに弱い》《自業自得》《後悔先に立たず》《トンビに油揚げを~》なんて言葉の数々が連想される作品でした。

長年ノンケの友人志朗への想いを押し殺し、側に居続けたクロ。そんな中知り合う、万里、千里の双子兄弟。そして、結婚すると思われた志朗の失恋からの下りには、驚きと共に、クロの長年の想いを考えると切なくなりました😩

でも、その切なさ、理不尽さを差し引いても有り余る、千里くんのスパダリ具合が、もう最高😄まさに《トンビに油揚げ~》で失恋したクロ。今まで、好きという気持ちを向けるばかりだったクロが、好きという気持ちを向けられ、優しく愛を注がれたら、絆され堕ちてしまうのは必然😄

志朗の失恋からの急展開の下りは、正直、腑に落ちない感が否めませんが…。それにより、クロが千里くんという素敵なスパダリに出会い得ることができ、終わり良ければ全て良し❗と私は思えた😊

志朗への切ない想いも、最後の志朗の言葉に報われ、昇華できたんじゃないかな😊

最後のルームシェアの下りに、作家様らしいENDを感じました😊
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