まとまりよく、終わりよく

テンポもよく、一気に読み進めました。
ヒロインは自己評価が低めではあるものの、前向きで明るい女性で、読んでいてイラつくこともなく素直に応援できました。
ただ、おつむの足りない私としては、カンパニーやら開発やら総帥やら意地悪姉さんやら、設定が細かくて(特に会社関係)何度か思考停止いたしましたw
ちゃんとしているんですよ、他作品でもそれは変わらず、そこはこだわりなのでしょう、ばっちり設定されているのですが相関図が欲しいなw
この著者にあっては、割合ライトな全体の印象を受けました(昨今の流行りですからね)が、後半ともなると濡れ場のセリフがオッサンくさいだとかカタカナが多用されるだとか、御堂志生的でとっても良かったです。安心いたしました。